不労所得ってあぶないですか?低リスクに得る方法はありますか?
こんな悩みに回答します。
本記事で解決する悩み
・不労所得のメリットは?
・忙しい会社員でもできる方法は?
・注意するべきことは?
本記事を書いたひと
・28歳、メーカー勤務
・投資で300万円ほど運用
・YouTube登録者2,800人
・TikTokフォロワー3.2万人
(2022年4月現在)
ぼくも最初は「不労所得なんてあやしい」と思っていました。でも、お金やビジネスを学ぶうちに、低リスクでも不労所得を得る方法があることを知りました。
低リスクなので、一発逆転はないです(100%儲かるとかはほぼ詐欺です)。
それでも、少しずつの積み重ねによって不労所得を得られる方法があるので、紹介していきますね。ラクな方法ではないので、ご了承ください。
そもそも「不労所得」とは?
辞書で「不労所得」と調べると、下記のように出てきます。
働かないで得る所得。利子・配当金・家賃・地代など。→勤労所得
出所:Weblio辞書「不労所得」
「働かないで得る所得」を細分化すると、2つにわけられます。
- 本当になにもしないで得る所得
- お金が入る仕組みをつくって得る所得
【1.】は、親がお金持ちか、石油王、もしくは詐欺ですね。
【2.】なら、ふつうのサラリーマンでも実現可能です。
「不労所得はやめとけ」といわれる理由
世間一般で「不労所得はやめとけ」といわれる理由は、下記です。
お金は苦労して稼ぐものだから
「お金は苦労して稼ぐもの」と思いこんでいる人っていますよね。その思考になる理由は、こんな感じでしょう。
- 学校でお金の授業がないから
- 自分で調べないから
- 結果、お金の知識がないから
「人がやりたくないことをやる=お金がもらえる」は、間違っていません。
でも、苦労してもしなくても、世の中に「価値」を提供すれば、お金は稼ぐことができるのもまた事実です。
なんか怪しいから
下記のように「不労所得はなんか怪しい」と思っている人もいるでしょう。
- 働かないでお金が手に入るわけない
- 不労所得なんて絶対に詐欺だ
- そんな甘い話があるはずがない
そのとおり、詐欺はあるし、甘い話なんてありません。たしかに仕組み化できるまでは大変だけど、「少しずつ不労所得を増やす方法」はあります。
「不労所得」といっても、段階・程度というものがありますからね。
バブル崩壊の名残りがあるから
「不労所得」や「投資」が怪しいと思われるのは、「バブル崩壊の名残りがあるから」と言われたりします。その理由は下記です。
- 日本人もバブル時は投資が盛んだった
- バブル崩壊、投資していた人は大損
- 大損したのがいまの親、祖父母の世代
- その世代はお金に注意深くなる
- その思考が子どもに引き継がれる
「不労所得」や「投資」は悪というイメージだけ残ったのでしょう。なんでも良・悪ではなく、段階・程度というものがありますよね。
「不労所得」や「投資」にも段階・程度があり、正しい知識を身につけることが大切ですよ。
「不労所得はやめとけ」は無視してOK
「不労所得はやめとけ」というのは、無視してOKです。理由を説明しますね。
”怪しくない”不労所得はある
“怪しくない”不労所得というものは、世の中に存在します。
具体的には、次に説明します。
”自分だけ”で働く必要はない
”自分だけ”が働く必要はありません。どういうことか、下記です。
不労所得を得るポイント3つ
- お金に働いてもらう
- 機械に働いてもらう
- だれかに働いてもらう
このように"自分"で働かなくても、世の中に価値提供できる方法はあります。
【1.】は投資家、【2.】はエンジニア、【3.】は経営者のように思えますね。でも、どれもふつうのサラリーマンでもできるんです。
【注意】「本当にやめとけ」もある
「本当にやめとけ」の場合もあるので、要注意です。
「本当にやめとけ」もある
- 詐欺はある
- 甘い話はない
- 完全不労所得はない
自分で理屈・論理を説明できないものは、やめておきましょう。説明できないものは、詐欺の可能性が高いです。
必ず自分の頭で判断しましょうね。
サラリーマンが不労所得を得るメリット
サラリーマンが不労所得を得るメリットは、下記のとおりです。
収入源のリスク分散ができる
収入源のリスク分散ができるのは、大きなメリットです。もし収入源が会社からの給料だけだと、下記のリスクがありますね。
- 会社が倒産したら収入がゼロになる
- イヤな仕事を断れない
- 転職や独立に躊躇しやすい
- 自分のやりたいことしづらい
- 永遠に会社の給料以上に収入が増えない
逆に、収入源を分散できていれば、上記とは反対の状況にしやすいです。収入源を分散することは大切でしょう。
お金・時間・会社に縛られないようになる
不労所得を増やしていくと、下記に縛られなくなっていきます。
- 会社
- お金
- 時間
仕事を選んだり、やりたいことが少しずつできるようになっていくでしょう。
また、金銭的に「会社をやめていい状態」になれば、精神的に安定した状態でサラリーマンを続けることもできると思います。
人生の選択肢が広がる
結果的に、以下のように人生の選択肢が広がっていきます。
- 会社をやめられる
- お金のために働かなくていい
- やりたくないことをやらなくていい
- 趣味や好きなことに時間を使える
- 自由が広がる
最近はよく「FIRE」と言ったりしますが、経済的自立・早期リタイアだってできるかもしれません。
そう考えると、「不労所得」のメリットが計り知れないですね。
サラリーマンこそ不労所得を目指しやすい理由
サラリーマンだからこそのメリットがあります。下記のとおりです。
- 給料を毎月もらえる
- 食いっぱぐれの心配がない
- 長期的な投資・挑戦ができる
そもそも「お金が入る仕組みづくり」には、時間がかかります。
踏みこむと、すぐにはお金にならないけど面白いことにも挑戦できますよ。
サラリーマンが不労所得を得るポイント3つ
サラリーマンに限りませんが、不労所得を得るポイントはこちらです。
不労所得を得るポイント3つ
- お金に働いてもらう
- 機械に働いてもらう
- だれかに働いてもらう
1つずつ説明していきますね。
①:お金に働いてもらう
1つ目は、「お金に働いてもらう」です。つまり、「投資」のことですね。
「難しそう…」と思うかもですが、簡単ですよ!
たとえば、あなたが企業Aに資金援助をして、企業Aに利益が出たら、それは「価値」ですよね?
ざっくりこんな感じですね。「お金を持っていること自体に価値があるんだ」ということご理解いただければOKです。
②:機械に働いてもらう
2つ目は、「機械に働いてもらう」です。
いまや、世の中に素晴らしいネットサービスがたくさんあり、スマホやパソコンでなんでもできてしまうでしょう。
不労所得を得るには、「機械に働いてもらう」ことも大切です。
③:だれかに働いてもらう
3つ目は、「だれかに働いてもらう」です。これには、2種類あります。
- だれかを雇う
- だれかがつくったものを使う
「だれかを雇う」のはお金がかかるので、ハードルは高いです。資金に余裕が出たら、外注化もありでしょう。
「だれかがつくったものを使う」のは、だれでもできることです。無料でも優良なサービスはたくさんありますからね。
サラリーマンが低リスクで不労所得を得る方法3つ
結論、サラリーマンが低リスクで不労所得を得る方法は、こちらです。
低リスクで不労所得を得る方法
- 株の配当金
- YouTube
- ブログ
この3つなら初期費用があまりかからないので、赤字リスクもほぼゼロですよ。
方法①:株の配当金
いちばん簡単な方法は、「株の配当金」です。こちらは「お金に働いてもらう」方法ですね。
具体的な方法は、「配当のある株を買う」です。とても簡単ですよ。
配当のある株の例
- 三菱商事 :3.22%
- 住友商事 :5.36%
- 三井住友FG:5.43%
- KDDI :3.07%
- オリックス:3.30%
- ほかにもたくさんあります
上記の数字は「配当利回り」です。つまり、上記の株を持っているだけで「3〜5%の利回り」がもらえるのです。
わかりやすくすると…
・10万円分の株を持つと・・・1年間で3000〜5000円もらえる
・100万円分の株を持つと・・・1年間で3万円〜5万円もらえる
銀行に預けるのがもったいなく感じませんか?
なぜ銀行よりもお金がもらえるのか?
なお、株価が下がる場合もあるので、その点は注意です。対応策は下記です。
- 有名な企業の株を買う
- 一度、買ったら売らない
- 毎月、少しずつ買う
- いろんな企業の株を買う
名前も知らない企業の株を買うのはやめましょう。いつ倒産してしまうかもわからないし、リスクが高いですよ。
上記なら、安全性の高い「長期投資・積立投資・分散投資」にもなりますね。
投資は、焦らず、欲を出さず、安全にやりましょう。
方法②:YouTube
2つ目の方法は、「YouTube」です。こちらは、「機械に働かせる」方法ですね。
「だれかに働いてもらう」方法とも言えそうです。Googleの社員が日々運営しているプラットフォームを、無料で使えるわけなので。
YouTubeのメリット
- 趣味・特技をお金にできる
- 資産性がある
- いつでもどこでもだれにでも発信できる
YouTubeは、「動画が増える=資産が増える」になり、過去の動画も収益を生み出してくれます。これは、「不労所得」と言ってもいいでしょう。
YouTubeのデメリット
- 時間・労力がかかる
- 収益化の基準をクリアするのが大変
- 収益性がそこまで高くない
ぼくは収益化に1年8ヶ月かかりましたね。でも収益化できれば、毎月お小遣いが入ってきます。
なお、YouTube収益化の基準はこちらです。
・直近12ヶ月間の総再生時間が4,000時間以上
・18歳以上であること
・YouTubeの規約を守っていること
とはいえ、趣味がお金になるのはスゴい
趣味がお金になるってスゴいですよね。しかも、資産性があり、収益化すれば毎月チャリンチャリン収益が入ってくるわけです。
毎日忙しいサラリーマンでも、YouTubeはできちゃいますよ。iPhone1台あれば、簡単にはじめられます。
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方法③:ブログ
3つ目が「ブログ」です。こちらも「機械に働かせる」方法ですね。
そもそもブログとは?
ブログというと、日記を思い浮かべる人が多いかもしれません。でも、ここでは「アフィリエイト」に寄った話をしますね。
「ダイエットをしたい人」を例にすると、以下のように収益が発生します。
- 【ダイエット 方法】とググられる
- 検索に出てきた自分のサイトに検索者が来る
- サイトでおすすめしたジムに検索者が入会する
- ジムから紹介料をもらえる
つまり、検索に引っかかりやすい記事を書いて、商品が売れると、紹介料をもらえるというビジネスですね。
ブログのメリット
- 知識・経験をお金にできる
- パソコン1台でできる
- YouTubeより資産性・収益性がある
パソコン1台でできるので、リスクが低く、副業にはうってつけです。「商品を売ること」が目的なので、YouTubeよりも稼ぎやすいですよ。
ブログのデメリット
- 時間・労力がかかる
- メンテナンスが必要
- YouTubeと比べれば仕事寄り
ブログはメンテナンスが必要なため、完全に放置するのは難しいです。文章を書くので、YouTubeと比べて、趣味よりも仕事に近めかなとも思います。
でも、資産性・収益性ともに高く、チャレンジしてみる価値はありますよ。
サラリーマンが不労所得を得るときの注意点
ここでは、サラリーマンが不労所得を得るときの注意点を書いていきますね。
時間・労力がかかる
不労所得の仕組みをつくるには、時間・労力がかかりますね。
不労所得化は一気にできるものではなく、日々の積み重ねで、ほんの少しずつ近づいていくものでしょう。
なお、「株の配当金」は、株を買いさえすればもらえるので、早速やってみましょう。
借金はしないほうがいい
基本的に借金はしないほうがいいです。
借金をして、リスク取って一発逆転を狙っても、それはギャンブルです。自分の身の丈に合った、投資・副業をしてしましょうね。
近道をしようとすると、詐欺にも遭いやすいので、要注意です。
詐欺には要注意!
何度もしつこいですが、詐欺には注意です。
- 明日から完全不労所得
- ラクに儲かる
- 100%勝てる投資
こんなものはすべて詐欺と言っていいでしょう。論理的根拠を自分で説明できないものに、手を出すべきではないです。
思考を他人任せにせず、自分で責任を持って行動しましょうね。
少しずつ不労所得を積み重ねて人生を変えよう!
本記事のまとめ
- 不労所得とは、「働かないで得る所得」のこと
- 「不労所得はやめとけ」は思いこみであることが多く、無視してOK
- 不労所得を得るポイントは「お金・機械・だれかに働いてもらう」こと
- サラリーマンへのおすすめは、①株の配当、②YouTube、③ ブログ
- 注意点は「時間・労力がかかる」「借金をしない」「詐欺に注意」
ぼくも最初は「不労所得なんて怪しい」と思っていました。でも、お金について勉強するうちに、合法的に合理的に、得る方法があることを知りました。
正直、「もっとはやく知りたかったな」と思いますね。小さな積み重ねで人生は変わります。逆に言うと、それでしか人生は変わりません。
みなさんもどれか1つ、今日からスタートしてみてください。
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