YouTubeの動画の長さはどれぐらいがいいの?最適な長さを教えてほしいです!
こんな悩みに回答します。
本記事で解決する悩み
・どれぐらいの長さがいいの?
・収益的にはどんな長さがいい?
本記事を書いたひと
・28歳、メーカー勤務
・YouTube2020年2月開始
・チャンネル登録2,500人
・TikTokフォロワー2.6万人
(2022年4月現在)
なぜYouTube動画の"長さ"は重要なのか?
まず、下記のように映像の長さはだいたい決まっています。
- テレビ番組 :1時間
- テレビアニメ:30分
- テレビCM :15〜30秒
- 映画 :2時間
このように、視聴者の年齢層やシーン、内容などによって変わってきます。
このように「長さ」は重要であり、YouTubeにおいても同じでしょう。
YouTube動画の長さごとのメリット・デメリット
次に、「長い動画」と「短い動画」のメリット・デメリットを書いていきます。
長い動画のメリット・デメリット
長い動画には、下記のいい点とよくない点があります。
長い動画のメリット
- 広告を入れて収益を増やせる
- 長く視聴されればYouTubeからの評価が上がる
- ユーザーに自分を深く知ってもらうことができる
- 結果的に自分の「ファン」になってもらいやすい
長い動画のデメリット
- ユーザーに動画を再生してもらいづらくなる
- 長く動画を視聴してもらうことが難しい
- 結果的にYouTubeから評価が下がりやすい
- 動画をつくるのが大変
長い動画をちゃんと見てくれるユーザーがいれば、収益を増やすことができます。ただ、そのハードルは高いですね。
短い動画のメリット・デメリット
短い動画に、下記のいい点とよくない点がありますね。
短い動画のメリット
- ユーザーが動画を再生するハードルが下がる
- 視聴維持率が安定しやすい
- 結果的に動画の露出が増えやすくなる
- 動画をつくるのがラク
短い動画のデメリット
- 収益性がない
- 動画が消費されるだけでファン化しづらい
- YouTubeからの評価が上がりづらい
短い動画は、再生されやすいです。しかし、収益性は低く、YouTubeで重要な「ファン化」が難しいデメリットがあるでしょう。
YouTube動画の最適な長さは?
いろいろ書きましたが、「結局どうすればいいの?」ということに回答します。
ユーザーの視聴しやすい長さが正解
結論、「ユーザーの視聴しやすい長さ」が正解です。逆にいうと、明確に「何分の動画が正解!」というものはありません。
たとえば下記のような要素で、適切な動画の長さは変わってくるでしょう。
- チャンネルのジャンル
- 動画の内容
- ユーザーの年齢層
- ユーザーの視聴時間帯
- 時間がある人か、ない人か
- その他
つまり、1つのYouTubeチャンネルでもいろいろな長さの動画があってOKです。むしろ、そのほうがよかったりもしますよ。
動画の長さは結果的に決まるもの
動画の長さは「結果的に決まるもの」です。なぜなら、それが自然体であり、視聴のしやすさにつながるからですね。
たとえば、動画の長さを調整しようとすると、動画の質が下がります。
ダメな例
- 動画を長くしようとして間合いをカットしない
- 広告をたくさん入れたいから不必要なことをしゃべる
- 動画を短くしようとして必要なことまで省く
目先の利益を追うよりも、「チャンネルを伸ばすこと」が大切です。
あらかじめ長さを意識した動画づくりは大切
上記で、「むりやり動画の長さを調整するのはよくない」と書きました。
一方で、あらかじめ「長さ」を意識して、動画設計するのはむしろ大切です。たとえば、下記のとおりです。
- 動画の内容を濃くした上で、長い動画をつくる
- 要点をしぼって、ショート動画をつくる
その結果、時間がない人にも、ゆっくり動画を見たい人にも、視聴してもらえるチャンネルになるでしょう。
YouTubeの収益を最大化させる動画の長さは?
集客用には「YouTubeショート」、収益用には「長めの動画」という組み合わせがおすすめです。理由は下記のとおりです。
集客用にはYouTubeショートがおすすめ
集客用には「YouTubeショート」がおすすめです。人を集めるためのもので、テレビCMのような「宣伝」みたいな感じですね。
集客用に「YouTubeショート」がおすすめな理由は下記です。
- 再生数が伸びやすいから
- TikTokやInstagramのリールにも併用できるから
ぼくの経験上、YouTubeショートは再生数が伸びやすいです。これをほかのSNSにも投稿するのがおすすめですね。
ぼくの場合、TikTokも使ったら、相乗効果でYouTube登録者の増加率が4倍になりました。
なお、YouTubeショートは収益がだいぶ少ないです。ただ、これは「集客目的」なので、収益は考えなくてOKですよ。
収益用には8分以上の動画がおすすめ
収益用には、「8分以上の長めの動画」がおすすめですよ。
参考:YouTubeヘルプ「長い動画のミッドロール挿入点を管理する」
ただ、8分以上にするのが難しい場合は、ムリに長くするのはやめましょう。動画の質が下がってしまいますからね。
「3分」とか「5分」とか短くても収益は得られますよ。
注意点として、歌や瞑想であれば、途中で広告を入れるべきではありません。瞑想に集中できないですからね。
大切なのはチャンネルを伸ばすこと
このように「集客をする→収益の上がる動画に流す」のが重要です。それが、チャンネルを伸ばすことにもつながりますよ。
「短い動画」と「長い動画」の割合については、「自身の目的」によって変えましょう。たとえば下記です。
- YouTubeの広告で収益を上げたいなら半々ぐらい
- 自社商品を売りたいならYouTubeショートを多めにする
つまり、YouTubeで収益を上げたいのか、集客をしたいのかによりますね。
YouTubeを伸ばしたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
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本記事のまとめ
- YouTubeにおいて動画の「長さ」は重要な要素の1つ
- 「短い動画」と「長い動画」には、それぞれメリット・デメリットがある
- 動画の長さは結果的に決まるもので、ユーザーが見やすい長さにするべき
- 一方で、あらかじめ長さを意識した動画づくりをすることは大切
- 集客用にはYouTubeショート、収益用には8分以上の動画がおすすめ
本記事では、動画の「長さ」について書いてきました。原点に戻ると、結局はユーザーを第一に考えた動画づくりがなにより大切です。
ユーザーのことを考えた上で、工夫をすることが重要でしょう。その工夫の1つとして、「動画の長さ」も意識してみましょうね。
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