YouTube用にマイクを買いたいのですが、どうやって選べばいいですか?おすすめのマイクも教えてほしいです。
こんな悩みに回答します。
本記事で解決する悩み
・マイクの選び方は?
・おすすめのマイクも教えてほしい!
本記事を書いた人
・28歳、大企業会社員
・YouTube登録者4,600人
・TikTokフォロワー3.3万人
(2022年10月現在)
YouTubeのジャンルによっては、「音質のよさ」が重要だったりします。
でも、「マイクの選び方」がわからないという人も多いでしょう。
YouTube歴2年半以上で、複数のジャンルを経験したぼくが、「選び方」や「おすすめのマイク」を解説していきます。
特に、初心者の方には参考になる内容と思います。
そもそもYouTubeにマイクは必要?
結論、作る動画の内容によります。
音楽系のジャンルなら必要ですし、一人語りの動画であれば別にマイクは不要です。
マイクを買う必要があれば、買えばOKです。
YouTubeにおすすめのマイクの選び方
次に、マイクを買う場合、どうやって選べばいいのかを解説していきます。
あなたの動画のジャンルは?
まず、あなたの動画のジャンルは何でしょうか?
動画のジャンルは?
- 歌ってみた
- 楽器を弾いてみた
- 解説動画
- おもしろ系
- Vlog
- ゲーム実況
ジャンルに合ったマイクを買う必要があります。
たとえば、歌や楽器ならキレイに録音したいですよね。解説動画とかなら、そこまでキレイな必要もないでしょう。
つまり、どのジャンルかで選ぶマイクは決めてきます。
マイクを買う目的は?
次に、マイクを買う目的を深掘りします。
マイクを買う目的は?
- キレイな音声を録りたい?
- 雑音を減らしたい?
- 風の音を減らしたい?
漠然とマイクを買うのではなく、買う理由を明確にすることをおすすめします。
それだけでもマイク選びの失敗を回避できると思います。
予算はいくらぐらい?
最後は、予算はいくらか?です。
コツは「価格だけで買わないこと」です。
ダメなマイクを買ったら、買い直すお金と手間がかかるので、ちょっといいマイクを買うぐらいでいいと思いますね。
YouTubeにおすすめのマイクの種類
マイクの種類
- ピンマイク
- ガンマイク
- ヘッドセットマイク
- ダイナミックマイク
- コンデンサーマイク
個別に解説していきます。
ピンマイク
まずは、ピンマイクです。
特徴
- 常に口元にマイクを当てられる
- 動きのある撮影も問題なし
- 両手がフリーで撮影ができる
- 撮影前の準備がメンドウ
- 動画にマイクが映り込む
解説やプレゼンなど、身振り手振りをする撮影に向いています。撮影前に、洋服への取り付けがメンドウなデメリットはありますね。
ピンマイクには有線と無線の2種類があり、メリットは下記です。
- 有線:バッテリーや通信障害を気にせず、安定した撮影が可能
- 無線:特に動き回る撮影など、ジャマにならずに撮影が可能
ガンマイク
次は、ガンマイクです。
特徴
- 離れた特定の音を拾える
- まわりの雑音を低減できる
- 防風付きの商品もある
- カメラやスマホと接続できる
- マイクが画面に映らない
雑音を低減しつつ特定の音を拾いやすいので、Vlogなど外での撮影に向いています。また、防風付きなら風の音も防げます。
もちろん、家での撮影でも雑音を減らしたい場合は、重宝するでしょう。
ヘッドセットマイク
次に、ヘッドセットマイクです。
特徴
- 常に口元にマイクを当てられる
- 動きのある撮影も問題なし
- 両手がフリーで撮影ができる
- "聞く"と"話す"が1台でできる
- ジャンル変更に対応しづらい
常にマイクを口元に当てられるので、ゲーム実況に向いているでしょう。
「ヘッドホン」と「マイク」の機能がどちらも付いているので、2つ買う必要がなく、コンセントがゴチャゴチャしないのもメリットです。
ただ、使用シーンが限られるので、ジャンル変更には対応しづらいですね。
ダイナミックマイク
次は、ダイナミックマイクです。
特徴
- 電源不要でコードを挿せばOK
- 衝撃に強く、頑丈
- 湿度や温度変化にも強い
- 大音量でも録音しやすい
- 高音質の録音には向かない
ダイナミックマイクはライブやカラオケなど、音楽でよく使われるマイクです。
YouTubeではあまり見ませんが、音楽のライブ配信などに向いています。頑丈で環境変化にも強く、トラブルが発生しづらいですからね。
ただ、マイクの感度はそこまで高くないので、繊細なサウンドの録音にはあまり向きません。
コンデンサーマイク
最後は、コンデンサーマイクです。
特徴
- 高感度で高音質
- 幅広い音域もキレイに拾える
- 繊細なサウンドも収音できる
- 振動や衝撃に強くない
- 湿度や温度変化にも強くない
コンデンサーマイクは、歌など繊細なサウンドに特化したマイクです。逆にいえば、高音質に録音したいなら、コンデンサーマイク一択です。
デメリットは、繊細なマイクゆえに、衝撃や環境変化に強くない点ですね。また、値段も少し高めになってきます。
YouTubeにおすすめのマイク5つ
ここではマイクの種類ごとに、おすすめアイテムを紹介していきます。
YouTubeにおすすめのマイク
- サンワサプライ 400-MC018
- RODE VideoMic Rycote
- Razer Kraken Black RZ04-02830100-R3M1
- SHURE SM58-LCE
- audio technica AT4040
それぞれ特徴を解説していきますね。
①:サンワサプライ 400-MC018
画像:Amazon 公式サイト
こちらは、有線の「ピンマイク」です。
重さが約65gと軽く、ケーブルも約6mあり、使い勝手がいいです。また、スマホ・カメラ・パソコン・ICレコーダーなど多くの機器に接続可能です。
全方向から音を拾える「無指向性」で、複数人の会話やインタビューもOKです。
商品名 |
サンワサプライ 400-MC018 |
電源 |
バッテリー式 |
指向性 |
無指向性 |
重量 |
約65g |
幅×高さ×奥行き |
マイク :15×20×15 mm |
ケーブルの長さ |
約6m |
価格 |
約3,980円 |
②:RODE VideoMic Rycote
画像:Amazon 公式サイト
こちらは「ガンマイク」です。主に一眼レフに取り付ける用です。
RODE(ロード)は、高品質で人気のメーカーですね。録音したい方向にマイクを向けることで、まわりの雑音を低減できます。
カメラのマイクを取り付ける場所(ホットシュー)に装着して、イヤホンジャックに接続すれば撮影可能です。
カメラ側の電力を使うプラグインパワー方式なので、マイクだけ電池が切れる心配もありません。
商品名 |
RODE VideoMic Rycote |
電源 |
プラグインパワー方式 |
指向性 |
単一指向性 |
重量 |
176g |
幅×高さ×奥行き |
250×65×102 mm |
価格 |
約18,800円 |
③:Razer Kraken Black RZ04-02830100-R3M1
画像:Amazon 公式サイト
こちらは、有線の「ヘッドセットマイク」です。
音割れがなく、クリアな音声で、マイクの反応もバッチリです。ヘッドホンの音質もよく、コスパのいいアイテムですよ。
また、熱がこもりづらくなっており、長時間の使用も可能です。
色も5色あり、好みの色を選ぶことができますよ(若干価格差あり)。
商品名 |
Razer Kraken Black RZ04-02830100-R3M1 |
指向性 |
単一指向性 |
重量 |
322g |
サイズ |
98×181×205 mm |
ケーブルの長さ |
1.3m |
価格 |
約5,500~6,500円 |
④:SHURE SM58-LCE
画像:Amazon 公式サイト
こちらは、「ダイナミックマイク」です。
SHUREは、歴史ある世界的なマイクのメーカーです。
こちらは、プロ仕様の単一指向性マイクで、品質は一級品です。高性能で雑音も少なく、振動や衝撃にも強いので安定しています。
ON/OFFのスイッチが付いていないのが、デメリットですね。
商品名 |
SHURE SM58-LCE |
電源 |
電源コード式 |
指向性 |
単一指向性 |
重量 |
約500g |
長さ×幅×高さ |
262×125×84 mm |
価格 |
約12,000~14,000円 |
⑤:audio technica AT4040
画像:Amazon 公式サイト
こちらは、「コンデンサーマイク」です。日本製の高品質なマイクです。
クセがなく、フラットに録音できるのが特徴です。歌唱だけでなく、楽器の録音にも使えるので、たとえば歌唱とギターの収録も可能です。
マイクの感度が高いがゆえに、まわりの音が入りやすいので、スタジオなどでの録音がおすすめですね。
商品名 |
audio technica AT4040 |
電源 |
電源コード式 |
指向性 |
単一指向性 |
重量 |
360g |
長さ×幅×高さ |
279×249×114 mm |
価格 |
約33,000〜37,000円 |
YouTubeのマイク選びの失敗例
ここではマイクの失敗例を書いていきます。
価格だけで選んでしまう
価格だけで選んでしまうことです。
価格で選んでしまうと、品質がよくないことがけっこうあります。結果、最初から高品質のマイクを買ったほうが安く済みます。
長く使うかもしれないので、迷ったら品質で選ぶのがおすすめです。
音が割れてしまう
安いマイクは音が割れたりしますね。結果、聞きづらい動画になってしまいます。
どのジャンルであれ、音は割れないほうがいいので、注意して買いましょう。
雑音が入ってしまう
雑音にも注意しましょう。
下記のとおり、マイクには「指向性」という拾う音の方向があります。
指向性の種類
- 単一指向性:正面の音だけ拾う
- 双指向性 :正面と背後の2つを拾う
- 無指向性 :360℃全体の音を拾う
マイクによって「指向性」が異なるので、用途に合ったマイクを買いましょう。
そうすれば、極力雑音を抑えて録音をすることができますよ。
風の音が入ってしまう
風の音が入ってしまうのもあります。
せっかく撮影した動画が、風の音が入りまくってたらモッタイナイですからね。
風の音にも注意しましょう。
録音が途切れてしまう
録音が途切れてしまうこともあります。
これは、主に「ワイヤレスマイク」の接続が原因で起こります。
メリットとデメリットのどちらも考えた上で、マイクを選ぶようにしましょう。
まとめ:買うならいいモノを!
本記事のまとめ
- YouTubeにマイクが必要かどうかはジャンルや目的による
- そのジャンルや目的に応じたマイクを選ぶようにしよう
- マイクの種類は、ピンマイク・ガンマイク・コンデンサーなどがある
- YouTubeにおすすめのマイクを、種類ごとに5つご紹介
- マイク選びに失敗しないよう、特に価格だけで選ばないのがコツ
どの機器もそうですが、マイクもピンキリあります。
音質にこだわらなければ安価なモノでもOKです。一方で、そこそこキレイに録りたいなら、少しいいモノを買うのがおすすめです。
音声のレベルを上げて、YouTube動画のクオリティを上げましょう。
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