YouTube用におすすめの照明を教えてほしいです。
こんな悩みに回答します。
本記事で解決する悩み
・おすすめの照明をどれですか?
・光の当て方や構図も教えて!
本記事を書いた人
・28歳、大企業会社員
・YouTube登録者4,600人
・TikTokフォロワー3.3万人
(2022年10月現在)
YouTubeで特別になくても大丈夫なのが照明です。
一方で、照明を使うことで動画の質を1ランク上げることができるのも事実です。
でも、「照明は何を買ったらいいのか?」や「どうやって使えばいいのか?」がわからない人も多いでしょう。
そこで、YouTube歴2年半以上のぼくが、「おすすめの照明」や「光の当て方」を解説していきます。
YouTube撮影に照明は必要?
まず、照明における光は2種類があります。
- 自然光(太陽や月など)
- 人工光(人工の照明)
基本、YouTubeは「太陽光」と「日常で使っている照明」で問題なく撮影できます。一方、YouTube用の照明が必要な場合もあります。
照明が必要な場合
- 動画の明るさが足りないとき
- 動画の明るさにムラがあるとき
- 動画の質を1ランク上げたいとき
- 夜や暗い場所での撮影が多いとき
- 自分をキレイに撮影したいとき
YouTube初心者がいきなり買う必要はありませんが、必要になったら買うのがいいと思います。
YouTubeにおすすめの照明の種類
照明の種類
- LED
- 蛍光灯
- 白熱灯
照明には上記の種類があり、個別に解説していきます。
種類①:LED
まず、1つ目は「LED」です。
LEDの特徴
- 寿命が長い
- 消費電力が少ない
- 電気代を抑えられる
- 購入コストは下がってきた
- 衝撃に強いが、熱には弱い
白熱灯の寿命は約1,000〜2,000時間ですが、LEDは約4万時間です。そのため、電球の交換や買い替えの手間がかかりません。
「消費電力少ない→電気代削減→環境にもやさしい」といいことが多いですね。
また、以前はLEDの価格が高かったものの、今は下がってきています。
種類②:蛍光灯
2つ目は、「蛍光灯」です。
蛍光灯の特徴
- 寿命はLEDより短い
- 電球の価格はLEDより安い
- 点灯時にすぐ明るくならない
- 気温が低いと明るさが低下する
- フリッカー現象に注意
寿命・消費電力・価格と、バランスのいい照明です。ただ、映像がチカチカする「フリッカー現象」が起こるので、動画撮影には不向きです。
蛍光灯を選ぶときは、慎重に選びましょう。
種類③:白熱灯
3つ目は、「白熱灯」です。
白熱灯の特徴
- 寿命は短い
- 消費電力が多い
- 電球の価格は安い
- 点灯時にすぐ明るくなる
- 明かりがオレンジ色
電球そのものの価格は安いですが、スペックが低いです。また、明かりがオレンジ色っぽいので、動画撮影には向かないでしょう。
ただ、「落ち着いた雰囲気の動画にしたい」という場合にはありですね。
YouTubeにおすすめの照明5つ
YouTubeにおすすめの照明
- Neewer 660 LEDビデオライト
- IVISII 撮影用ライト
- Switti LED撮影用ライト2個セット
- Neewer 18インチLEDリングライト
- Evershop LED リングライト
こちらの商品特徴を書いていきますね。
①:Neewer 660 LEDビデオライト
画像:Amazon 公式サイト
LED電球が白色330個・黄色330個の計660個あり、とても明るく照らせます。
白色と黄色は、それぞれ明るさを調整できるので、好みの色合いにできます。照明角度も調整可能な上、静かなので動画撮影に向いています。
デメリットは、三脚が付いていないので、別で買う必要があることですね。
商品名 |
Neewer 660 LEDビデオライト |
パワー |
40W |
色温度 |
3200-5600K |
サイズ |
232×200×48 mm |
重量 |
2.38kg |
内容 |
1×二色LEDビデオライト |
価格 |
約10,000円(変動あり) |
②:IVISII 撮影用ライト
画像:Amazon 公式サイト
LEDライトとスタンドが2つずつあり、無線リモコンや付属品も付いている、非常にコスパの高い商品です。
また軽量であり、持ち運び用のバッグも付いているため、これがあればYouTube撮影は問題なしです。
無線リモコンでの操作もカンタンで、使いやすさも兼ね備えた商品ですね。
商品名 |
IVISII 撮影用ライト |
パワー |
45W |
色温度 |
3000-8000K |
サイズ |
320×250×22 mm |
重量 |
照明1つで1.01kg |
内容 |
1×15.2インチリングライト |
価格 |
約23,999円(変動あり) |
③:Switti LED撮影用ライト2個セット
画像:Amazon 公式サイト
カンタンなMV撮影も可能なほど、上質な商品です。
2個セットであり、ライトスタンドも付いて、すべて収納可能なバッグもあるので、持ち運びもできる優れものです。
光量・性能が十分で、これが一台あれば困らないコスパのいい商品ですね。
商品名 |
Switti LED撮影用ライト2個セット |
パワー |
50W |
色温度 |
2600-10000K |
サイズ |
240×250×31 mm |
重量 |
1.42kg |
内容 |
2×LEDビデオライト |
価格 |
約37,999円(変動あり) |
④:Neewer 18インチLEDリングライト
画像:Amazon 公式サイト
ショート動画の撮影に向いていますが、それ以外の用途でも使用できます。
明るさの調整もできるので、顔をキレイに撮りたい方に、おすすめですね。スタンドの長さもしっかりあるので、立ちでの撮影も可能です。
なお、外での撮影にはあまり向きません。
商品名 |
Neewer 18インチLEDリングライト |
パワー |
55W |
色温度 |
3200K,5600K |
サイズ |
ライト直径48cm |
スタンド |
155cm |
内容 |
1×18インチLEDリングライト |
価格 |
約12,299円(変動あり) |
⑤:Evershop LED リングライト
画像:Amazon 公式サイト
これもリング型で、自撮りをしやすいです。
10段階の明るさ調整と、5色の色温度の調整ができるので、普通に撮影する分には問題ありません。
撮影に必要な機能はそろっていて、価格が安いのでコスパのいい商品ですね。
商品名 |
Evershop LED リングライト |
パワー |
7-10W |
色温度 |
3000-6500K |
サイズ |
ライト直径26cm |
スタンド |
最大120cm |
内容 |
1×24.5inリングライト |
価格 |
約4,623円(変動あり) |
YouTube撮影時の照明の当て方
次に、YouTube撮影時の照明の当て方を書いていきますね。
照明の位置・高さは?
照明の位置・高さは、基本的なところでこの5種類ずつがあります。
照明の位置の種類
- センターライト:正面から当てる
- サイドライト :横から当てる
- バックライト :後ろから当てる
- プレーンライト:斜め前45度から
- リムライト :斜め後ろ45度から
照明の高さの種類
- トップライト :真上から当てる
- アイレベル :正面から当てる
- バックライト :後ろから当てる
- プレーンライト:斜め上から当てる
- アンダーライト:斜め下から当てる
照明を使うことで影ができてしまうので、照明を3つなど複数使うのが一般的ですが、そんなにたくさんは買えないですよね。
コツは、なるべく高い位置から照らすと、自然な感じを演出できますね。
光量にも気を配る
照明の位置・高さだけでなく、「光量」にも気を配りましょう。
なお、白飛びについて、白い洋服や金髪だと発生しやすいですね。
自然な動画になるように、光量も調整しましょう。
YouTube撮影時におすすめの構図
ここでは、おすすめの構図やNGのな構図を解説していきます。
ロングショット
ロングショットは、被写体全体が映るような構図です。頭から足先まで見えているような画角ですね。
これは、背景もよく映るので、旅系やVlog系におすすめです。
ミディアムショット
ミディアムショットは、被写体の半分ぐらいが映る構図です。「ひざから」「腰から上」「胸から上」といった感じです。
一人語りや解説系の動画に向いています。
アップショット
アップショットは、顔のアップの構図です。
たとえば、顔を近くで見られるメイク動画などで使ったりしますね。ただ、圧迫感が出るので、一般的にはあまり使われない構図です。
三分割法
三分割法もおすすめです。
三分割法は、人が見やすい構図で、画面全体がいいバランスになりますね。余白には、背景を映したり、イラスト差し込むのもありです。
なお、iPhoneだと「設定」→「カメラ」→「グリッド」をONにすると、カメラの画面に縦横の三分割を表示できますよ。
NGな構図は?
人が不快感を覚える構図もあります。
たとえば、下記です。
- 串刺し:人の真後ろに電柱があるなど串刺されたような構図
- 首切り:人の首と重なるように窓枠があるような構図
頭に何かが突き刺さっていたり、首を貫通しているように見えたりする構図は避けましょう。
視聴者が無意識にも違和感を覚えてしまいますからね。
まとめ
本記事のまとめ
- YouTube撮影において、照明は必要になったら買えばOK
- 照明の種類には「LED」「蛍光灯」「白熱灯」がある
- YouTubeにおすすめの照明5つご紹介
- 初心者は、被写体の正面で斜め上45度から照らすのがおすすめ
- 構図は、三分割法を使いつつ、基本的にはミディアムショット
YouTube動画は「映像」と「音声」からできています。
つまり、動画の質を1ランク上げるのに重要なのが照明でもあるということです。
照明をうまく活用して、質の高い動画を作っていきましょう。
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