YouTubeを始めたいですが、どのカメラがおすすめですか?失敗したくないので、選び方を教えてほしいです。
こんな悩みに回答します。
本記事で解決する悩み
・YouTubeにおすすめのカメラは?
・失敗しやすいポイントも知りたい!
本記事を書いた人
・28歳、大企業会社員
・YouTube登録者4,500人
・TikTokフォロワー3.3万人
(2022年9月現在)
当たり前ですが、YouTubeは「カメラ選び」がとても大切です。
でもYouTubeを始めたいけど、カメラのことはサッパリという人も多いでしょう。
YouTubeを始めて2年半以上のぼくが、YouTube向けの「カメラの選び方」や「おすすめのカメラ」を紹介していきます。
カメラで失敗しがちなことも書いていますので、特にYouTube初心者の人はぜひ参考にしていただければと思います。
YouTubeにおすすめのカメラの選び方
まずは、YouTubeにおすすめのカメラを選ぶポイントを書いていきます。
どんなYouTube動画を作る?
あなたが「どんなYouTube動画を作るのか?」から考えましょう。
それによって、選ぶカメラが全く変わってきます。
どんな動画を作るのか?
- 解説動画
- おもしろ系
- 料理動画
- 食べる系
- Vlog
- 旅行系
- 音楽系
- シネマティック
解説動画なら、手ブレは気にせずカメラを固定で、画質もそこそこでOKです。
Vlogや旅行系なら、手ブレ補正と充電持ちが重要でしょう。シネマティックなら、画質が命なので、高画質なカメラを選ぶべきです。
機能と価格のバランスは?
カメラに費やせる「予算」があると思います。
明確でなくても、ざっくりいくらまでという金額があるでしょう。
使いこなせないのに高いカメラを買ってしまうなんてこともありますからね。
特に重要視するものは?
あとは、特に重要視するものも考えましょう。
なぜなら、カメラにはそれぞれ特徴があるからです。
重要視するものは?
- 価格?
- 画質?
- 手ぶれ補正?
- 充電の持ち?
- 持ち運びやすさ?
- 防水機能?
ここまで考えられれば、カメラで失敗はしないと思います。
欲ばりすぎは禁物ですよ。
YouTubeにおすすめのカメラの種類
カメラには、たくさんの種類があります。
カメラの種類
- スマートフォン
- デジタルカメラ
- 一眼レフ
- ミラーレス一眼
- アクションカメラ
- ドローンカメラ
個別に解説していきます。
スマートフォン
まずは、「スマートフォン」です。
特徴
- 画質はデジカメと遜色ない
- 初期費用がかからない
- 持ち運びがラク
- そのまま動画編集できる
- 撮影中に電話や連絡はできない
すでに持っていれば、お金がかからず、コスパは最強です。スマホの画質はどんどん上がっており、今はデジカメと変わりません。
普段持ち歩くので、いつでもどこでもサクッと撮影ができますね。さらに、アプリで動画編集もラクにできます。
- カメラ:撮影→パソコンに取り込む→動画編集
- スマホ:撮影→そのまま動画編集が可能
YouTube初心者は、スマホから始めるのがおすすめです。
デジタルカメラ
次に、「デジタルカメラ」です。
特徴
- サイズがコンパクト
- 持ち運びがしやすい
- 比較的に安価
- 自撮りをしやすい
- 画質はスマホとあまり変わらない
機種によりますが、モニターを自分側に向けられるので、Vlogを撮影しやすいです。スマホのインカメはあまり画質がよくないですからね。
一方、スマホの外カメとデジカメでは、画質はあまり変わりません。
一眼レフ
次は、「一眼レフ」です。
特徴
- とにかく画質がキレイ
- 価格が高め
- 大きくて持ち運びが大変
- 高画質に特化している
映画のような洗練された映像を撮影できます。高価で持ち運びが大変ですが、それをしのぐ画質のキレイさが特徴です。
シネマティックやミュージックビデオの撮影とかにも使えますね。どちらかといえば、プロ向きのカメラでしょう。
ミラーレス一眼
次は、「ミラーレス一眼」です。
特徴
- 一眼レフより安価
- デジカメより値段は高い
- 画質は一眼レフ並みにキレイ
- 高画質のわりにコンパクト
- デジカメよりは大きい
一眼レフ並みの高画質で、コスパよくカメラを買いたい人におすすめです。
画質はすごくキレイで、背景もボカすことができます。プロの映像クリエーターも使っているので、間違いありません。
洗練された動画を作りたい初心者は、ミラーレス一眼がいいと思いますね。
アクションカメラ
「アクションカメラ」もあります。「GoPro」とかのことですね。
特徴
- 非常にコンパクト
- 持ち運びもラク
- 画質がキレイ
- 手ブレや水にも強い
- 充電の持ちがイマイチ
サーフィンや登山など、アクティブ系の撮影に特化しています。
とてもコンパクトなので、動きながらの撮影も問題ありません。防水機能も付いていて、画質もキレイです。
小型なために、バッテリーの持ちがイマイチなのがデメリットです。
ドローンカメラ
最後は、「ドローンカメラ」です。
特徴
- 空からの撮影が可能
- 動画の表現の幅が広がる
- 使用シーンが限られる
- 操縦が難しい
- ミスると壊れる危険性あり
空からの撮影が可能で、他のカメラでは代替不可能です。空からのダイナミックな映像を撮影でき、動画の幅が広がりますね。
それ以外の撮影には不向きなのが、デメリットです。
YouTubeにおすすめのカメラ7つ
ここでご紹介するカメラは、どれもコスパがいいので、おすすめですよ。
YouTubeにおすすめのカメラ
- iPhone
- SONY α6600
- LUMIX GH5
- SONY α7III
- SONY VLOGCAM ZV-1
- GoPro HERO11 Black
- DJI Mini 3 Pro
詳細を説明していきます。
①iPhone
出所:Apple 公式サイト
1つ目は「iPhone」です。
動画の画質がキレイで、ジャンルを問わずにYouTube撮影ができます。目で見えている映像をそのまま撮影するのに向いていますね。
機種は、「iPhone 11」以降であれば、問題ありません。
なお、数値は同じでもインカメより外カメのほうがキレイに撮影できます。
機種 |
外カメ |
インカメ |
手ブレ補正 |
iPhone 14 Pro MAX |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
センサーシフト光学式手ぶれ補正 |
iPhone 14 Pro |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
センサーシフト光学式手ぶれ補正 |
iPhone 14 Plus |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
センサーシフト光学式手ぶれ補正 |
iPhone 14 |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
センサーシフト光学式手ぶれ補正 |
iPhone SE(第3世代) |
4K(60fps) |
1080p(30fps) |
光学式手ぶれ補正 |
iPhone 13 Pro MAX |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
センサーシフト光学式手ぶれ補正 |
iPhone 13 Pro |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
センサーシフト光学式手ぶれ補正 |
iPhone 13 mini |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
センサーシフト光学式手ぶれ補正 |
iPhone 13 |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
センサーシフト光学式手ぶれ補正 |
iPhone 12 Pro MAX |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
センサーシフト光学式手ぶれ補正 |
iPhone 12 Pro |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
光学式手ぶれ補正 |
iPhone 12 mini |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
光学式手ぶれ補正 |
iPhone 12 |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
光学式手ぶれ補正 |
iPhone 11 Pro MAX |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
光学式手ぶれ補正 |
iPhone 11 Pro |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
光学式手ぶれ補正 |
iPhone 11 |
4K(60fps) |
4K(60fps) |
光学式手ぶれ補正 |
②SONY α6600
出所:SONY 公式サイト
2つ目は「SONY α6600」です。
こちらはミラーレス一眼です。背景もキレイにボケますし、高画質です。
充電の持ちがよく、カメラ本体に充電器を直接挿せるのがメリットです。自撮りのときにモニターを自分側に向けられるのも助かる点です。
一方、手ブレにあまり強くないのがデメリットですね。
商品名 |
SONY α6600 |
動画記録画素数 |
4K:3840×2160/30p |
本体の重さ |
418g |
幅×高さ×奥行き |
120×66.9×69.3mm |
連続動画撮影時間 |
約250分 |
本体価格(レンズ別) |
約165,000円 |
③LUMIX GH5
出所:パナソニック 公式サイト
3つ目は「LUMIX GH5」です。
こちらは、パナソニックのミラーレス一眼です。実際に、このカメラを使っている有名なYouTuberも多いですね。
画質がキレイで、手ブレに強いのがメリットです。こちらも自撮り時にモニターを自分側に向けられます。
商品名 |
LUMIX GH5 |
動画記録画素数 |
C4K:4096×2160/24 |
本体の重さ |
645g |
幅×高さ×奥行き |
138.5×98.1×87.4mm |
本体価格(レンズ別) |
約220,000円 |
④SONY α7III
出所:SONY 公式サイト
4つ目は「SONY α7III」です。
こちらはフルサイズのミラーレス一眼です。ミラーレス一眼には、「フルサイズ」と「APS-C」があり、前者のほうが高画質です。
非常に高画質で、映画のような研ぎ澄まされた動画撮影が可能です。「画質が最優先」という中上級者におすすめのカメラですね。
商品名 |
SONY α7III |
動画記録画素数 |
4K:3840×2160/30p |
本体の重さ |
565g |
幅×高さ×奥行き |
126.9×95.6×73.7mm |
連続動画撮影時間 |
約29分 |
本体価格(レンズ別) |
約238,700円 |
⑤SONY VLOGCAM ZV-1
出所:SONY 公式サイト
5つ目は「SONY VLOGCAM ZV-1」です。
こちらはVlogに特化したデジタルカメラです。コンパクトで、マイクに風よけも取り付けられるなど、Vlogに必要な機能を搭載しています。
自撮り時のモニターを自分に向けられ、また背景を「ぼけ」と「くっきり」に切り替えられるメリットもあります。
これを1台持っておけば、Vlog撮影には困らないでしょう。
商品名 |
SONY VLOGCAM ZV-1 |
動画記録画素数 |
4K:3840×2160/30p |
本体の重さ |
267g |
幅×高さ×奥行き |
105.5×60×43.5mm |
連続動画撮影時間 |
約45分 |
本体価格(三脚付き) |
約100,000円 |
⑥GoPro HERO11 Black
出所:GoPro 公式サイト
6つ目は「GoPro HERO11 Black」です。
こちらはアクションカメラで、アクティブ系の撮影に向いています。
アクションカメラといえば「GoPro」であり、映像の質がとても高いです。なんといっても「手ブレ補正」が強力ですね。
ポッケに入るサイズでありながら、水深10mまでの防水性能も付いています。
商品名 |
GoPro HERO11 Black |
動画記録画素数 |
5.3K:60fps |
本体の重さ |
153g |
幅×高さ×奥行き |
71.8×50.8×33.6mm |
連続動画撮影時間 |
平均約29分 |
本体価格 |
約79,200円 |
⑦DJI Mini 3 Pro
出所:DJI 公式サイト
7つ目は「DJI Mini 3 Pro」です。
こちらはドローンカメラです。安価でありながら高画質な映像を撮影でき、コスパがとてもいいです。
また、ドローンなのに「249g」と非常にコンパクトで、持ち運びもラクですね。
商品名 |
DJI Mini 3 Pro |
動画記録画素数 |
4K:3840×2160/60fps |
本体の重さ |
249g未満 |
全長×全幅×全高 |
171×245×62mm |
飛行時間 |
約34分 |
本体価格 |
約119,900円 |
YouTube撮影のカメラ選びの失敗例
次に、カメラ選びの失敗例を書きますね。
価格を重視しすぎてしまう
価格を重視してしまうあまり、品質が悪いカメラを買ってしまったりします。
結局カメラを買い直すハメになり、むしろお金がかかってしまいます。
「大は小を兼ねる」ので、迷ったときはいいカメラを買うのがおすすめです。
ちゃんとしたカメラを買っておけば、YouTubeのジャンル変更にも対応できたりするメリットもありますよ。
手ブレするカメラを買ってしまう
カメラを手持ちする撮影なのに、手ブレ補正の弱いカメラを選ぶのは失敗です。
視聴者も手ブレしまくりの動画を見たら、気分が悪くなってしまいます。特にVlogなど、外での撮影が当てはまるでしょう。
使用用途をちゃんとイメージしましょうね。
バッテリーがすぐに減ってしまう
バッテリーの持ちが悪いと、撮影中で充電が切れてしまいます。
「せっかく撮影した動画も保存されていない」ということも起こるでしょう。それでは、モッタイナイですよね。
- 電池の持ち時間
- 充電にかかる時間
上記を事前に確認しましょう。
結局スマホで撮影してしまう
あるあるですが、カメラは買ったものの、結局スマホで撮影しちゃいます。
理由は下記です。
- 持ち運びがラクだから
- サクッと撮影できるから
- 画質も全然問題ないから
ぼくは「SONY α6600」を買いましたが、今はiPhoneで撮影しちゃってますね。正直、スマホで全く問題ありませんね。
YouTube自体に挫折してしまう
YouTubeに挫折してしまうこともあります。
YouTubeはなかなか伸びず、正直カンタンに結果が出るものではありません。
せっかく高価なカメラを買っても、やめてしまってはモッタイナイですよね。
まずは、3ヶ月とか半年とかYouTubeをやってみるのがおすすめです。それで、カメラが必要になったら買えばOKです。
YouTube初心者はスマホでOK!
ちょくちょく書きましたが、「YouTube初心者はスマホで十分」です。
理由は下記です。
- 画質がデジカメと変わらない
- 初期費用がかからない
- 持ち運びがラク
- 使い勝手がいい
- そのまま動画編集できる
実際、登録者100万人超えのYouTuberでも、スマホで撮影している人が多いですよ。
iPhoneでの撮影・編集方法は、こちらの記事で紹介しています。 悩むひと iPhoneだけでYouTubeはできますか?動画の設定・撮影方法や、無料で使えるおすすめのアプリも教えてほしいです! こんな悩みに回答していきます ...
【初心者必見】YouTubeをiPhoneでやる方法!必要な機材もご紹介
まとめ
本記事のまとめ
- 選び方のポイントは、どんな動画を撮るのか?に合わせるのが最重要
- カメラにはいろいろな種類があり、それぞれに特徴がある
- コスパ最強のYouTubeにおすすめのカメラをご紹介
- 失敗例は、価格だけで選ぶ、結局スマホで撮影してしまうなど
- YouTube初心者はスマホから始めて、必要ならカメラを買おう
カメラ選びって難しいですよね。YouTubeは動画なので、どんなカメラで撮影するのかがとても重要です。
安い買い物ではないので、失敗しないようよく検討することをおすすめします。
スマホでもYouTubeはできるので、初心者はスマホから始めるのがいいでしょう。
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悩むひと YouTubeをやりたいけど、ジャンルはなにがいい?どうやって決めればいいの? こんな悩みに回答します。 本記事で解決する悩み ・なんでジャンル選びが重要なの? ...