副業でYouTubeをやると会社にバレますか?経験談やバレない方法を聞いてみたいです!
こんな悩みに回答します。
本記事で解決する悩み
・バレない方法は?
・YouTubeの副業は稼げるの?
・YouTubeをやるメリットは?
本記事を書いたひと
・28歳、メーカー勤務
・YouTube2020年2月開始
・チャンネル登録2,300人
・TikTokフォロワー2.1万人
(2022年2月現在)
YouTubeはバレるのか?会社員がやってみた結果
まず前提として、ぼくのYouTubeチャンネルの概要は下記です。
ぼくのYouTubeチャンネルの概要
- ジャンル:音楽系
- 期間 :丸2年間
- 動画数 :250本以上
- 登録者数:2,300人
- 再生数 :月間4.5万回
- 顔出し :している
会社からはなにもいわれていないので、バレているか・バレていないかは不明です。一部の同僚には、登録者数が2,000人ぐらいのときにバレました。
バレた原因は「顔出しをしていたから」です。「YouTubeをみてたらでてきた」とのことです。動画が広まる嬉しさ、同僚にみられる恥ずかしさがありましたね。
とはいえ、いつかバレるのは覚悟していましたが。
そんなぼくだからこそ書ける内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも「副業」とは?
「副業」とはなんなのか、会社にバレたらどうなるのか、を書いていきますね。
「副業」の定義
そもそも「副業」とは、なんでしょうか?
Weblio辞書で「副業」と調べると、下記の記載があります。
出所:Weblio辞書
また、厚生労働省の「モデル就業規則」では、下記のように書かれています。
(副業・兼業)
第67条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。
2 労働者は、前項の業務に従事するにあたっては、事前に、会社に所定の届出を行うものとする。
3 第1項の業務に従事することにより、次の各号のいずれかに該当する場合には、会社は、これを禁止又は制限することができる。
① 労務提供上の支障がある場合
② 企業秘密が漏洩する場合
③ 会社の名誉や信用を損なう行為や、信頼関係を破壊する行為がある場合
④ 競業により、企業の利益を害する場合
出所:厚生労働省「モデル就業規則」
かんたんにまとめると、下記のことが書かれています。
- 本業の勤務時間外であれば、副業・兼業をしてもOK
- 副業・兼業をするときは、事前に会社に所定の届出を行うこと
- 本業へ支障がでたり、会社の秘密・名誉・信用・利益を害するのはNG
ちゃんと上記の「原文」も確認しましょうね!
バレたらどうなるのか?
法律は「副業OK」でも、会社の「就業規則」で禁止されていることがあります。
「就業規則」は会社と従業員の契約であり、「契約違反」をすれば会社からなにか対応がされる可能性があります。たとえば、下記が考えられますね。
考えられる会社側の対応
- 注意指導
- 懲戒処分(減給、降格など)
それでも副業をやめなかったり、副業を通じて会社に損害を与えた場合は「解雇」される可能性もゼロではありません。
YouTube副業が会社にバレない方法
YouTubeを同僚にバレたぼくだからこそ書けることも書いていますよ。「絶対にバレたくない!」という方はぜひ読んでください。
顔出しをしない
これが最重要ですが、会社にバレないためには「顔出しNG」です。
ぼくも最初は顔出しをしていませんでしたが、「再生数が増えない」のを理由に顔出ししました。「結果、再生数が伸びたか?」というと答えは微妙です。
どうしてもバレたくないひとは顔出しを避けましょう!
住民税を自分で納付する
「住民税」によって、会社に副業をバレることがあります。そのため、確定申告のときに「住民税の通知」が会社ではなく、自分に届くようにしましょう。
副業で確定申告が必要な場合
- YouTubeの所得が20万円を超える場合
- 会社員としての年収が2,000万円を超える場合
上記に当てはまる場合、確定申告が必要になります。そのときには、下記の住民税の徴収方法を「自分で納付」にすればOKです。
とはいえ、「YouTubeの所得(収入−経費)20万円」はそうかんたんに超えません。そのため、YouTubeが実際に収益化するときに考えればいいと思いますよ。
なお、「YouTubeの収益化の基準」は、あとでご説明します。
SNSに気をつける
「Twitter」や「Instagram」など、SNSの投稿には気をつけましょう。
YouTubeを伸ばすには「SNSでの拡散」が重要だったりしますが、発信するときは注意しましょう。
自分から会社のひとにいわない
YouTubeのことを会社のひとにいったら、それはバレますよね。ふとしたときに「いってしまった…」ということがないように注意しましょう。
注意したほうがいいとき
- 心を許している同僚と一緒にいるとき
- お酒が入って楽しくなっているとき
YouTubeをやっていると、嬉しいことや大変なことがけっこうあります。その気持ちをだれかに共有したくなることもあるでしょう。
そんなときは、家族や地元の友人に話すのがいいと思いますよ。
YouTube副業は稼げるのか?
「かんたんに稼ぎたい!」とか「不労所得がほしい!」とかあると思いますが、「そもそもYouTube副業は稼げるのか?」について書いていきます。
YouTubeの収益化の基準
下記がYouTubeの収益化の基準です。
YouTubeの収益化の基準
- チャンネル登録者数が1,000人以上
- 直近12ヶ月間の総再生時間が4,000時間以上
- 18歳以上であること
- YouTubeの規約を守っていること
この基準をクリアして、Googleに収益化申請をして、はじめて収益をもらえることになります。最初からもらえるわけではないので、注意してください。
かんたんに稼げるものではない
結論、「かんたんに稼げるものではない」と実際にやってみて思いました。ぼくの収益化達成の道のりと、実際の収益は下記のとおりです。
収益化達成の道のりと収益金額
- 取組期間:1年8ヶ月間
- 作業時間:概算で300時間
- 動画本数:約200本
- 月間収益:2,500〜3,000円ほど
ぼくの場合は、最初の300時間は時給ゼロ円で、いまでも時給換算で200円ぐらいです。正直、時給のいい副業はほかにいくらでもあると思いますよ。
突出した才能があるひとやマーケティングスキルが高いひとは、もっとはやく・多く収益を得られるかもしれませんね。
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YouTubeの収益化が難しい理由5つ・達成する方法6つを解説
とはいえ、副業としてYouTubeをおすすめできるポイントもありますよ。
会社員がYouTubeをやるメリット3つ
上記で、ある意味では「YouTubeの過酷さ」を書きました。しかし、それを上回るほどのメリットもあると思っており、それについて書いていきます。
①:YouTubeは「資産性」がある
YouTubeの特性の1つとして、「資産性」があります。
つまり、一度アップロードした動画がずっと自分のかわりに働き続けてくれるのです。これを「資産性」といったり、「不労所得」にも近いといえるでしょう。
一方で、「時間」で働くアルバイトや会社員は、基本的に「ストックされるものがない」ので、ずっと自分自身が働き続けなければなりません。
もちろん、YouTubeが「資産」といえるようになるまでに時間と労力はかかります。
②:Webマーケティングスキルが身につく
YouTubeをやることによって、下記のようなさまざまなスキルが身につきます。
YouTubeをやることで身につくスキル
- Webマーケティングスキル
- 動画マーケティングスキル
- 動画編集スキル
- サムネイル作成スキル
- 企画・立案力
- データ分析力
話す系の動画なら「プレゼン力」とかも身につきますね。
「ネットの時代」といわれる昨今、とくに「Webマーケティングスキル」を身につけることは必須と思っています。
この重要なスキルを身につけられるのも、YouTubeをやるメリットでしょう。
③:ハマれば独立できるかも?
会社員でYouTubeをやるような熱心なひとは、「独立したい」と思っているひとが多いのではないでしょうか。
とはいえ、これは登録者数が50万人とか100万人とかそのレベルにならないと難しそうですね。ただ、「そのチャンスはある」というのは事実です。
まずは「顔出しをしないで」やってみましょう!
少しでも「YouTubeをやってみたい」なら、まずは「顔出しをしないで」やってみましょう。やってみて、続けるか・やめるかの判断をすればOKです。
顔出しをしたいなら、リスクをしっかりと考えた上で判断するべきですね。また、それ以外の「会社にバレない方法」も忘れずに実行してください。
迷ったらとりあえずやってみましょう。その一歩で人生がかわるかもしれません。
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