YouTubeをはじめたけど、再生回数が増えません。初心者は何回再生ぐらいがふつうなの?伸ばす方法も教えてほしい!
こんな悩みに回答していきます。
本記事の内容
・ぼくのYouTube再生回数の推移を公開
・YouTube初心者の再生回数が少ない理由
・YouTubeの再生回数を伸ばす方法6つ
・再生を増やすためにやってはダメなこと
本記事を書いたひと
・28歳、メーカー勤務
・YouTube2020年2月開始
・チャンネル登録2,200人
・TikTokフォロワー1.9万人
(2022年2月現在)
ぼくは副業的な感じでYouTubeをやっているので、会社員でYouTubeをやっている人とかにも参考になると思います!
YouTube初心者の平均再生回数は?
YouTube初心者の平均的な動画再生回数は、どれぐらいなのでしょうか。
YouTube初心者の平均再生回数
最初はこれぐらいです
これはぼくの経験上そうでしたが、ネットで少し調べてみても同じような回答でした。ぼく自身、YouTubeをはじめて1ヶ月間ぐらいは、1回再生が増えたら嬉しかったのを覚えています。
でも、正直もうちょっと再生されるかなと思っていたので、まあまあショックでしたね…。
最初から再生回数の多い人と比べるな!
たまに「YouTubeをはじめて1週間で登録者1万人突破!」などとスゴイ結果を残す人がいたりします。しかし、これらの人たちと比べることは絶対にNGです。
なぜなら、下記のような場合が多く、そもそもの土台が違うためです。
再生回数がすぐ伸びる人の特徴
- もともと有名人
- ほかのSNSのフォロワーが多い
- すでになにかでスゴイ実績がある
- なにかの才能に秀でている
- たまたま最初の動画が大当たりした
これらの人たちとは比べる必要はまったくなく、気にする必要はありません。「自分は自分」と強く自分にいい聞かせましょう!
ぼくのチャンネルの再生回数の推移を公開
ぼくのチャンネルの再生回数の推移
これをみると、①〜③の期間で再生ボリュームが変わっています。
ぼくのチャンネルの考察
- ①:最初の2ヶ月間は1日あたりたったの数回再生
- ②:次の6ヶ月間は1日あたり数十回〜100回ほどの再生
- ③:それ以降は1日あたり数百回〜多いときで2000回超え
最初の2ヶ月間は絶望的な再生回数を誇っています。これに関しては、あきらめなかった自分を褒めてあげたいと思います!
②は、Twitterなどで友人に知らせて少し伸びた期間です。
③からは、企画が当たってきて軌道に乗りだした感じですね。
こんな推移がふつうかどうかは検証できませんが、だいたいこんな感じではないでしょうか。みていただいてわかるように、なかなか険しい道のりかと思います。
YouTube初心者の再生回数が少ない理由
下記にはどれも当たり前のことを書いています。「自分の動画が伸びてほしい」と思うあまり、客観的な判断ができなくなっているかもしれません。
一度、思い返すことも大事なので、ぜひ目を通してください!
視聴者の画面に動画が表示されないから
YouTubeをはじめたばかりのチャンネルは、登録者の多いほかのチャンネルとかと比べて、視聴者の画面に動画が表示(インプレッション)されづらいです。
厳しい現実かもしれませんが、YouTube側もビジネスでやっているので、当然といえば当然でしょう。
”知らない人”の動画に興味がないから
もし、あなたの動画がうまく視聴者の画面に表示(インプレッション)されたとしても、たぶんあまり再生されません。
その1つの理由が、「視聴者はあなたのことを知らないから」です。
あなたも同じ内容の動画があったときに、知らない人の動画ではなく、知っている人の動画を再生しますよね?
当然ですが、有名ではない人の動画は再生されづらいんです。
動画の内容が魅力的ではないから
一方で、知らない人であっても下記の場合には再生されるかもしれません。
しかし、動画の再生回数が少ないということは、内容も魅力的ではない可能性が高いです。
それではどうすればよいのか、次に再生回数を伸ばす方法を解説していきます!
YouTube初心者が再生回数を伸ばす方法6つ
先にいうと、かんたんに伸ばす方法はありません。どの方法も地味です。でも、それを知っていてYouTubeに挑戦されていると思うので、ぜひ試してみてください!
①:投稿をやめないこと
「投稿をやめないこと」、これが一番大切なことだと思います。もしやめてしまったらその時点で終わりですからね…
「なにかで結果を出したい」「少しお金を稼ぎたい」と思うなら、とても大変ですが、投稿をし続けることが大事です!
②:投稿頻度を一定に保つこと
投稿をやめないなかで大切なことは、投稿頻度を一定に保つことです。
理由は、下記2点です。
投稿頻度を一定に保つべき理由
- 一定に保たなければ、いずれ面倒になって投稿しなくなるから
- 自分のなかで、失敗・成功の経験を蓄積することができるから
「この頻度で投稿する!」と決めたら、必ずそのルールは守りましょう。一度でも破ったらどんどん頻度が減って、行きつく先は「終了」です。
逆に動画を投稿することが「習慣化」できれば、続けることがそこまで苦ではなくなってきますよ。
ほかの人からどんなにいいことを学んでも、自分でとったデータのほうが自分にとっては貴重なデータです。
ちなみに、ぼくが思うおすすめの投稿頻度はこちらです。
おすすめの動画投稿頻度
- 暇な人→毎日投稿
- 仕事とかで忙しい人→1日おきに投稿
上記の投稿頻度がおすすめの理由は下記です。
・1日おきに投稿なら、1年間で182.5個のデータをとれるから
上記の数字にこれといった根拠はないのですが、ぼくの経験上そう思います。
ちなみに、ぼくは1日おきに投稿するルールでやっています!
実際にぼくは週1回の投稿をしていたときもありましたが、1回投稿したら次の投稿は1週間後なので、スピード感のカケラもなかったです。
なるべくたくさんの仮説→検証を繰り返すことが大切です。
撮影・編集に時間がかかるなら、時間をかけない方法を考えましょう!
③:検索からの流入を狙うこと
YouTube初心者にチャンスがあるのが「検索からの流入」です。下記が素人である、実際のぼくのチャンネルの視聴者の流入経路です。
ぼくのチャンネルの視聴者の流入経路
それを狙うときの注意点は下記2点です。
検索を狙うときの注意点
- 注意点①:ビッグワードを狙わない
- 注意点②:検索されないワードを狙わない
注意点①:ビッグワードを狙わない
「ビッグワード」を狙わないほうがいい理由は競合が強すぎて、検索に引っかからないからです。
例えば、同じジャンルでも下記のようにニッチを狙います。
- 例「サッカー」→「リフティング」
- 例「マクドナルド」→「ロッテリア」
- 例「歌ってみた」→「弾いてみた」
このように、初心者だと検索に「引っかかりづらい検索ワード」があります。
そのため、初心者は下記のような「ニッチな検索ワード」で勝負するべきです。
なんとなく雰囲気はわかりますかね??
わからなければ、実際にYouTubeで検索してみてください。検索結果に、下記に当てはまるワードであれば、チャンスがあるかもしれません!
- ①:有名な人の動画があまりない
- ②:投稿日が古いのしかない
- ③:あまりバズってる動画がない
注意点②:検索されないワードを狙わない
もう1つ注意したいことは、「だれも検索しないワードを狙わないこと」です。
あくまでも「ニッチ」だけど、「一定の検索はされているもの」を選びましょう。
④:目を引くサムネイルにすること
「検索からの流入」で視聴者の画面に表示(インプレッション)されたら、次にすることは「クリックしてもらうこと」ですね。
クリックしてもらうには、「目を引く、クリックしたくなるサムネイルにすること」が重要です。
大物YouTuberとかに「サムネイルはつくらない」という人がいたりしますが、すでに成功しているからそれでもOKなのです。
YouTube初心者は、しっかりサムネイルをつくったほうがいいでしょう。
クリックされやすいサムネイルとは
- 動画の内容を端的にわかりやすく説明する言葉を書く
- スマホ画面でも読みやすい字体・大きさにする
- 文字や被写体でサムネイル全体を埋めるようにする
上記の補足として、こちらを書いておきます。
・サムネイル全体を埋めつつも、統一感を残すべき
・注意点して、「釣り」のサムネイルは控えたほうがいい
「釣り」のサムネイルは、結果として低評価がつきやすくなるし、裏切られたと思った視聴者はもうみてくれなくなるでしょう。
継続的に、リピートして視聴してもらえるよう真摯にサムネイルをつくるべきです。
ちなみに、こちらの方々のサムネイルがとても勉強になりますよ。
例①:中田敦彦さん
例②:マコなり社長
例③:マナブさん
もちろん初心者であればこの完成度のものはつくれないと思いますが、これらのサムネイルをみて勉強するのがおすすめです。
⑤:動画の質・内容を上げること
「検索される」→「クリックされる」の次は、「動画の質・内容」です。
そうなると、動画は広がっていくことなく再生回数が止まってしまうでしょう。
そこで「どんな内容がいいのか」ですが、下記3点がおすすめです。
もしジャンル選びでミスった方は、こちらを参考に一度考え直したり、下記の要素を組み込んだりするのもありです。
動画の内容で満たすべき3つの条件
- だれかの役に立てること→おもしろいより役に立つほうが難易度が低い
- 自分が人より詳しいこと→無意識に興味あることや本業・学業で得た知識
- 競合が少ない・弱いこと→ほかの人があまりやっていないニッチな内容
上記には、以下のメリットや気をつけるべきことがあります。
・自分が人より詳しいジャンルなら、ネタが枯渇しづらいメリットもある
・ジャンル選びは撮影のしやすさやお金・時間がかかりすぎないことも重要
結局のところ、どんなテクニックを使っても動画の質・内容がよくなければ再生回数は増えていかないですからね。
編集の時間がないのであれば、動画の長さを短くして質を上げましょう!
⑥:ほかのSNSにも動画を投稿すること
これ、めちゃくちゃ大事です。
ぼくが実践している方法
これをやってから、特にTikTokが爆伸びしてYouTubeへの流入がめちゃくちゃ伸びています。事実、1ヶ月間のYouTubeの新規登録者数が4倍以上に増えました。
プロフィールのとおり、むしろYouTubeよりTikTokのほうが伸びてしまいました…
せっかくつくった動画をYouTubeだけに投稿するのではもったいないです。TikTokやInstagramのリールにも投稿して、YouTubeへの流入を狙いましょう。
なお、収益はYouTubeがもっとも上げやすいので、完全にTikTokやInstagramのリールに乗りかえることはおすすめしません。
再生回数を増やすためにやってはいけないこと
再生回数を増やすのは手段であって目的ではありません。そこを勘違いして、再生回数だけを追うと失敗するかもしれないです。
以下の点に注意しましょう。
動画1本にお金・時間をかけすぎること
多くの人がYouTubeをはじめた理由の1つに「お金を稼ぎたいから」というのがあると思います。
つまり、再生回数を集めたいがために、大量の「お金」をかけて動画をつくっていては本末転倒です。お金を増やすどころか、減ってしまいますからね。
「時間」も同様で、寝る間も惜しんでYouTubeをやって体調を崩したら、バイト代や給料が減るし治療費はかかるしで収支はマイナスです。
費用対効果を考えるべき
つまり、「継続してできないことは最初からやるべきではない」ということです。
ウソや誇張した表現をすること
ウソや誇張によって再生回数が伸びることもあるようですが、おすすめしません。
たとえウソや誇張で伸びたとしても、いつかは視聴者やYouTube側からの信頼はなくなるし、もしかしたら世間から突き放されるかもしれません。
その結果、一番ツラくなるのは「自分自身」かもしれないです。ただの一過性にすぎない動画はつくらないようにしましょう!
ムダに再生回数・登録者集めをすること
ここでの意味は「自分で自分の動画を何回も再生したり、ムダに友達とか知り合いにチャンネル登録だけしてもらったりなど」です。
ぼくもそれをやりたくなる気持ちはとてもよくわかりますが、本質的ではないことはやらないほうがいいです。長期的に考えてほぼ意味がありません。
真っ当なやり方で、自然に再生回数が増えていくようにしなければ、チャンネルとして成長していきません。
セコいことを考えるヒマがあれば、1本でも多くの動画をつくりましょう!
はじめから結果がでないのは当然です!
最初はだれだって再生回数がゼロとか数回とかからスタートしているはずです。
今や、大物YouTuberといわれる人たちだって同じだったと思います。
あなただけでなくみんなが通る道なので、落ち込まず恥ずかしがらず、黙々と動画をつくっていきましょう!
YouTubeの収益化を目指している方は、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
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