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YouTubeの視聴者維持率が低い?原因5つと上げる方法7つ

 

悩むひと

視聴者維持率がなかなか上がりません。何か対策はありますか?

 

こんな悩みに回答します。

 

本記事で解決する悩み

・視聴者維持率の目安は?
・視聴者維持率が低い原因は?
・視聴者維持率を上げる方法は?
・視聴者維持率を上げるコツは?

 

本記事を書いた人

ドージ

・28歳、大企業会社員
・YouTube登録者5,300人
・TikTokフォロワー3.3万人
(2022年12月現在)

 

「視聴者維持率」は、いい動画なのかイマイチな動画なのかを判断できる数字であり、YouTube側も重要視していると言われています。

 

しかし、視聴者維持率が「なぜ低いのか?」「どうしたら上げられるのか?」を考えるのは難しいですよね。

 

本記事では、「視聴者維持率が低い原因」や「上げる方法」を解説していきます。

 

ぼく自身、視聴者維持率を意識してから再生数やチャンネル登録者数も増えていったので、参考になる内容をお伝えできるかと思います。

 

 

YouTubeの視聴者維持率とは

 

「視聴者維持率」とは、動画の視聴者がどれだけの長さを見続けたのかを表すものです。

 

たとえば、10分の動画を平均3分視聴されていれば、視聴者維持率は30%になります。

 

つまり、視聴者維持率が高いほど「質の高い動画」ということになるので、とても重要な指標といえるでしょう。

 

YouTube側にも「質の高い動画」と認知されれば、おすすめや関連動画に出やすくなり、動画の再生数は伸びていきます。

 

ドージ

「視聴者維持率」を伸ばすことがチャンネルの成長には欠かせません。

 

YouTubeの視聴者維持率の目安は?

 

視聴者維持率の目安は「40%」です。

 

YouTubeのアルゴリズムは、40%以上だと質の高い動画と認識されると言われています。

 

逆に言えば、20%や30%台になっているなら、原因を考えて改善する必要がありますね。

 

この先は、視聴者維持率が「低い原因」や「上げる方法」を解説していますので、ぜひお読みください。

 

YouTubeの視聴者維持率が低い原因

 

まずは、視聴者維持率が低い「原因」から考えてみましょう。

 

視聴者維持率が低い原因

  1. テンポがよくない
  2. サムネイルと中身が違う
  3. ジャンルを絞れていない
  4. 自己満足な動画になっている
  5. 画質や音質が悪い

 

1つずつ解説していきます。

 

①テンポがよくない

 

1つ目の原因は「テンポがよくない」です。

 

YouTubeは若者のユーザーが多いので、テンポのいい動画が好まれるからですね。

 

テンポがよくない例

  • 話に間がある
  • つなぎの言葉が多い
  • 話し方がゆっくり

 

ぼくも当初は「話の間」とか、「えー」や「あー」というつなぎが多く、テンポが悪かったですね。また、話し方がゆっくりでもありました。

 

もちろん、ジャンルやチャンネルの雰囲気にもよりますが、テンポの悪い動画は視聴者維持率が低くなります。

 

②サムネイルと中身が違う

 

2つ目の原因は「サムネイルと中身が違う」です。

 

サムネイル・タイトル・動画の中身が違うと、視聴者は「違うじゃん」と思うはずです。

 

  • 大げさなサムネイル
  • ウソのタイトル

 

再生数を上げようとウソや偽りの表現をすると、視聴者維持率は下がりますので、やめましょう。その結果、YouTubeからの評価も下がり、再生数も下がってしまいます。

 

③ジャンルを絞れていない

 

3つ目の原因は「ジャンルを絞れていない」です。

 

理由は、下記の2つです。

 

  • 質の高い動画を作れないから
  • 固定の視聴者がつかないから

 

どんな内容でもおもしろくできる能力があればいいですが、それはごく少数でしょう。一方、おもしろくもなく有益でもない動画だと、すぐに視聴をやめられてしまいます。

 

ドージ

ぼくもジャンルを絞れていないときは、頑張ってもまったく結果が出ませんでしたね。

 

④自己満足な動画になっている

 

4つ目の原因は「自己満足な動画になっている」です。

 

「視聴者が見たい動画を作る」のが正解で、「自分が作りたい動画を作る」のは不正解です。

 

もちろん、あなたが有名人だったり収益目的でないのであれば、自分の作りたい動画を作るのは自由です。でも素人であり、YouTubeを収益化したいなら、話は違います。

 

ドージ

ぼくは最初、自分が作りたい動画を作っていましたが、数字は全然伸びませんでした。

 

⑤画質・音質が悪い

 

5つ目の原因は「画質・音質が悪い」です。

 

画質・音質が「悪い」レベルなら改善する必要があります。YouTubeは「映像」と「音声」からできており、どちらかでも悪いと視聴者は不快に感じるものでしょう。

 

画質・音質が悪くなる原因

  • カメラの画質がとても悪い
  • カメラの手ブレが激しい
  • マイクの性能がとても悪い
  • 周りの雑音が多い
  • 音声のボリュームが小さい

 

「機材」が原因のときもあれば、「撮影環境」が原因のときもあります。自分で自分の動画を見てみて、画質・音質が悪くないかをチェックしましょう。

 

YouTubeの視聴者維持率を上げる方法

 

次に、視聴者維持率を上げる方法を書いていきます。

 

視聴者維持率を上げる方法

  1. 不要な部分はカットする
  2. 早口で話す意識をする
  3. サムネイルと中身を一致させる
  4. ジャンルを絞る
  5. 伸びた企画に絞る
  6. ニーズのある動画を作る
  7. 機材や撮影環境を見直す

 

それぞれ解説していきます。

 

①不要な部分はカットする

 

1つ目の方法は「不要な部分をカットする」です。

 

具体的には、下記です。

 

  • 話の間
  • つなぎの言葉
  • なくてもいい話

 

ムダのない例として、DJ社長のこちらの動画を参考にしてください。

 

細かい「間」や「つなぎ」がカットされており、途中で動画を閉じるタイミングがないですよね。次から次へと話が展開されていき、最後まで動画を見てしまいます。

 

ドージ

ムダの一切を省き、途中で視聴をやめられない動画を作りましょう。

 

②早口で話す意識をする

 

2つ目の方法は「早口で話す意識する」です。

 

先述のとおり、YouTubeは「テンポのいい動画」が好まれます。つまり、話のスピードも早口のほうがいいです。

 

早口にする2つの方法

  • ①:単純に早口で話す
  • ②:動画自体の速度を速める

 

早口で話すのが苦手であれば、「動画自体の速度を速める」のがおすすめです。

 

ジャンルや動画の雰囲気によって、話の部分だけ速めるのか、最初から最後まで速めるのかは考えましょう。

 

いずれにせよ、自然な感じでテンポのいい動画を作れればOKです。

 

③サムネイルと中身を一致させる

 

3つ目の方法は「サムネイルと中身を一致させる」です。

 

下記の3つは、一致または関連させましょう。

 

  • サムネイル
  • タイトル
  • 動画の中身

 

視聴者は「サムネイル」と「タイトル」を見て、その動画を見るかを判断します。でも、動画の中身が期待していた内容と違ったら、途中で視聴をやめるのは当然ですよね。

 

サムネイルやタイトルで視聴者を惹きつけたい気持ちはわかりますが、それをすると動画自体の評価が下がります。

 

過剰な表現やウソはやめて、正しくチャンネル運営するのが結局は近道ですよ。

 

④ジャンルを絞る

 

4つ目の方法は「ジャンルを絞る」です。

 

ジャンルの選定方法

  • 自分の好きなこと
  • 自分の得意なこと
  • 自分が他の人より詳しいこと

 

上記の領域でやれば、内容の濃い・質の高い動画が作りやすいです。また、自分の知識・経験が豊富なので、ネタ切れになりづらいメリットもありますね。

 

動画の質が上がるので、結果的に視聴者維持率が上がり、固定の視聴者も獲得できるでしょう。

 

ジャンルの選定方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

 

⑤伸びた企画に絞る

 

5つ目の方法は「伸びた企画に絞る」です。

 

「視聴者維持率が高い」または「再生数の多い」企画に絞ってみましょう。理由は、その企画に視聴者のニーズがあるからです。

 

その企画が頻繁にできない場合は、月に1回とか3ヶ月に1回とか定期的に行いましょう。

 

ジャンルを絞って、伸びた企画だけやっていれば、あとは勝手にチャンネルは伸びていきます。

 

ドージ

今までに伸びた企画があれば、それに絞ってみましょう。

 

⑥ニーズのある動画を作る

 

6つ目の方法は「ニーズのある動画を作る」です。

 

ジャンルを絞ったものの、伸びた企画がない場合は、「誰かの役に立つ動画」を作りましょう。視聴者は「これは自分に有益だ」と思った動画を再生しますので。

 

下記のような企画は、有益な動画になりやすいです。

 

  • 失敗談
  • レビュー動画
  • レクチャー動画

 

一方で、あなたが選定したジャンルにそもそも需要がない場合もあります。

 

実際にYouTubeでそのジャンルを検索して、出てきた動画の再生数や投稿日を見ましょう。再生数が少なかったり、古い動画しかないなら、ジャンル変更も必要です。

 

⑦機材や撮影環境を見直す

 

7つ目の方法は「機材や撮影環境を見直す」です。

 

高価な機材を買う必要はありませんが、画像の粗いスマホなどを使っている場合は見直したほうがいいです。

 

ちなみに、ぼくはiPhone 11 Proを使っていますが、全然問題ありません。

 

撮影環境が悪い場合には、撮影場所や撮影時間帯を変えたりして、改善していきましょう。

 

撮影機材については、こちらの記事を参考にしてください。

 

YouTubeの視聴者維持率を上げるコツ

 

補足として、視聴者維持率を上げるコツを書いています。

 

視聴者維持率を上げるコツ

  1. ムリに動画を長引かせない
  2. 視聴者のために動画を作る
  3. 常に改善をしていく

 

以下にて、解説していきますね。

 

①ムリに動画を長引かせない

 

1つ目のコツは「ムリに動画を長引かせない」です。

 

理由は、動画の質が悪くなるからです。たとえば、収益を増やすために「長引かせて8分以上の動画にしよう」というのはNGですね。

 

ぼくも当初は収益のために動画を長くしていましたが、再生数も視聴者維持率もまったく伸びませんでした。

 

そうではなく、ムダな部分はすべてカットして、「質の高い動画」を作る努力をしましょう。

 

ドージ

短くても質の高い動画が作れるようになれば、結果が出ていきますよ。

 

②視聴者のために動画を作る

 

2つ目のコツは「視聴者のために動画を作る」です。

 

視聴者が見てくれるから数字が伸びるのであって、それが一番の近道です。

 

そう考えれば、自分の事情で「ムダに動画を長引かせる」など動画の質を下げることはやらないはずですよね。

 

視聴者のために動画を作っていければ、少しずつ自分に返ってくるようになるでしょう。収益を目的なら、YouTubeは遊びではなく「ビジネス」です。

 

③常に改善をしていく

 

3つ目のコツは「常に改善していく」です。

 

分析ツールの「YouTube Studio」を毎日見て、常に改善していきましょう。

 

分析のポイント

  • 再生数の多い・少ない
  • 動画ごとの視聴者維持率
  • どこで視聴者維持率が落ちているか
  • 逆に視聴者維持率がいい部分は?
  • 流入経路はどこからが多いか
  • 視聴者の性別や年齢層は?

 

視聴者維持率は、動画の「秒数ごと」にチェックできるので、「どこで離脱しているか?」「どこの維持率が高いか?」を見ましょう。

 

たとえば、冒頭の5秒で離脱が多いなら、最初のあいさつが長いといった可能性があります。

 

ドージ

ぼくも分析ツールで直近や過去の動画を、毎日のように分析して「ここはこうしたほうがいいか」と仮説を立てていますね。

 

まとめ

 

本記事のまとめ

  • 「視聴者維持率」とは、動画の視聴者がどれだけの長さを見続けたのかを表すもの
  • 視聴者維持率の目安は40%で、これ以上だといい動画、以下だとイマイチな動画
  • 低い原因は、テンポが悪い・自己満になっている・画質や音質が悪いなど
  • 上げる方法は、不要箇所をカット・ジャンルを絞る・機材や撮影環境を見直すなど

 

「視聴者維持率」は、視聴者が動画を見続けた時間の長さであり、いい動画なのか・イマイチな動画なのかを判断できる指標です。

 

これはYouTube側にとっても同様です。つまり、視聴者維持率を上げることによって、YouTube側に「いい動画」だと認識されれば、露出の増加にもつながります。

 

正しく原因を分析して改善すれば、視聴率維持率は上がっていきます。

 

チャンネルの成長には欠かせない項目なので、「視聴者維持率」を意識してYouTubeをやっていきましょう。

 


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