YouTubeをやりたいけど、ジャンルはなにがいい?どうやって決めればいいの?
こんな悩みに回答します。
本記事で解決する悩み
・どうやってジャンルを決めればいい?
・やめておいたほうがいいジャンルは?
・やりたいことが本当にないときは?
本記事を書いたひと
・28歳、メーカー勤務
・YouTube2020年2月開始
・チャンネル登録2,300人
・TikTokフォロワー2.1万人
(2022年3月現在)
当初のぼくは、「YouTubeをやりたいな」と思っていましたが、なにをやればいいのかわからなかった経験があります。
そのため、ぼくはやみくもに3つのジャンルでYouTubeチャンネルをやってみましたが、結局残ったのはたった1つだけでした。
そんな失敗を経験したぼくが、「どうやってジャンルを決めるべきなのか」について書いてみました。少しでも参考になればと思います。
なぜYouTubeのジャンル選びが重要か?
YouTubeのジャンル選びが重要な理由は、下記のとおりです。
- 「自分の目的」を果たせないことをやっても仕方ないから
- ジャンル選びでミスると、費やした時間がもったいないから
- ジャンルによって伸びる・伸びないが変わってくるから
YouTubeは長い時間をかけて取り組むものになると思います。そのため、出発する方向を間違えないようにすることが大切でしょう。
YouTubeのジャンルを決める手順5つ
YouTubeのジャンルを決める手順は下記です。
YouTubeのジャンルを決める手順
- STEP①:YouTubeをやる目的を明確にする
- STEP②:自分に合うジャンルを洗い出す
- STEP③:継続性があるか確認する
- STEP④:ニーズがあるか調査する
- STEP⑤:YouTubeをやる目的を再確認する
1つ1つ深掘りをしながら、ご説明しますね。
STEP①:YouTubeをやる目的を明確にする
あなたがYouTubeをやる目的はなんでしょう?
・お金を稼ぎたいから
・有名になりたいから
・好きなことをしていきたいから
このあたりの理由が多いですかね。まずは「目的」を明確にしましょう。目的がYouTubeをやる上でのモチベーションになリますよ。
STEP②:自分に合うジャンルを洗い出す
次に、下記を洗い出してみましょう。
自分に合うジャンルの洗い出し
- 本業でやっていること
- 学生時代にやっていた部活、習い事
- 周りの人より詳しいこと
- 無意識にずっと続けていること
- 1年以上続けていること
ここで出てきたものは、あなたが無理なく発信できるジャンルだと思われます。
好きなこと・得意なこと・詳しいことでなければ、長続きしませんからね。
またそれらは、ほかの人より詳しいはずで、だれかの役に立てる可能性が高いです。つまり、あなたの動画をみたい人がいるはずですよ。
STEP③:継続性があるか確認する
次に、STEP②で洗い出したジャンルに、「継続性」があるかどうかを想像しましょう。そのチェックするポイントは、下記の3点です。
- ネタ切れはしなさそうか?
- 時間はかかりすぎないか?
- お金はかかりすぎないか?
具体的な考え方は、下記のとおりです。
なお、この例は「いい」「悪い」ということではないです。「考え方」の参考にしてくださいね。
1. ネタ切れはしなさそうか?
微妙な例:筋トレ動画
「料理の種類」はたくさんありますが、「筋トレの種類」はあまり多くないと思います。世の中にたくさんあるものだと、ネタ切れしづらいですよ。
2. 時間はかかりすぎないか?
微妙な例:本のレビュー動画
食べ物を食べ終わるのにあまり時間はかかりませんが、本や映画など消化するのに時間がかかるものは大変かもしれません。
3. お金はかかりすぎないか?
微妙な例:家電の紹介動画
100均であれば1つ買っても100円ですよね(それでも積み重なると高いですが)。しかし、家電は単価が高く、お金がかかりすぎてしまいます。
自分の意志とは別に、現実的に継続できないジャンルはやめておきましょうね。
STEP④:ニーズがあるか調査する
次に、そのジャンルを視聴したい人がいるかどうかを確認します。視聴者がいなければ、どうがんばっても伸びないですからね。
ニーズの調査方法
- YouTubeでそのジャンルを実際に検索する
- 検索して出てきた動画の再生回数を確認する
検索結果のトップ〜3番目の動画が、10万回ぐらい再生があれば問題ないです。
もし、500回ぐらいしか再生がなかったら、「そのジャンルにはニーズがない」ということなので、そのジャンルはやめておきましょう。
競合の再生数が多すぎるジャンルは、レッドオーシャンでは?
その対策方法は、あとでこちらで説明しますね。
STEP⑤:YouTubeをやる目的を再確認する
STEP④までで残ったジャンルが「あなたにおすすめのジャンル」です。
YouTubeをやるなかで、視聴者の反応をみて、少しジャンルをズラしたりするものありです。
YouTubeのジャンル選定の失敗例3つ
下記の選び方はあまりおすすめできません。その理由も解説していきます。
失敗例①:伸びそう・稼げそうなものを選んでしまう
「好きなこと、できること」以外のジャンルを選ぶのはNGです。「伸びそう、稼げそう」なジャンルでも同じです。理由は下記です。
- 結局は長続きしないから
- そのジャンルに強者に勝てないから
つまり、「自分が好きなこと、できること」と「世の中にニーズがあること」の重なる部分で勝負するべきですね。
失敗例②:独自性で選んでしまう
「独自性」は一見いいように思えますが、そうでもないです。ほかの人たちがやらない理由があるはずです。おそらくこんな理由でしょう。
- 需要がないから
- 儲からないから
- 手間ばかりかかるから
「ジャンル自体」に独自性を出すのではなく、一般的なジャンルで「独自性のある動画」を出すのが重要ですよ。
失敗例③:他人におすすめされて選んでしまう
失敗例①と同じですが、「ネットでこのジャンルがおすすめされていたから」という理由でジャンルを決めるのは、あまりよくありません。
「自分が世の中にどんな価値を提供できるのか」が重要ですからね。
何度もいって恐縮ですが、「自分が好きなこと、できること」から考えるほうが世の中に価値を提供しやすいですよ。
やりたいジャンルがなにもないときは?
「ここまで読んだけど、それでもやりたいことがわからない…」という方も安心してください。下記をやればOKです。
そんなときはVlogがおすすめ
なにをやればいいか本当にわからないときは、「Vlog」をおすすめします。
つまり、「自分の日常」を動画にするのです。たとえば、こんな感じです。
・ナイトルーティーン
・最近買った洋服の紹介
・つくった料理の紹介
・最近あった出来事の話
・お出かけ先でも撮影
なんでも動画にしてOKなので、気軽にできますよ。
Vlogのいいところ
「Vlogのいいところ」は、下記2点です。
- 動画のネタに困らない
- Vlogをやるだけ発信のネタができる
Vlogをやるだけでネタが増えるんですよね。たとえば、下記のような感じです。
・Vlogにおすすめのカメラ
・Vlogに合うおすすめの音楽
・YouTubeのやり方
・YouTubeを伸ばす方法
・動画編集のやり方
・おすすめの動画編集ソフト
なにもネタがなかったのに、これだけ増えてるんです。いいかえれば、「なにか行動を起こすこと自体」が大切だったりしますね。
YouTubeで避けるべきジャンル
近年では、YouTubeの規制が厳しくなってきています。YouTubeは下記を公表していますので、これらはやめておきましょうね。
広告掲載に適したコンテンツのガイドライン
広告掲載に適さないコンテンツと、その結果として収益化ステータスが「広告表示なし / 制限あり」になる例を紹介します。
広告掲載に適さない主なトピックは、次のとおりです。
・不適切な表現
・暴力
・アダルト コンテンツ
・衝撃的なコンテンツ
・有害または危険な行為
・差別的または中傷的なコンテンツ
・危険ドラッグや薬物に関連するコンテンツ
・銃器に関連するコンテンツ
・物議を醸す問題
・デリケートな事象
・不正行為を助長する商品やサービス
・扇動的、侮辱的なコンテンツ
・タバコに関連するコンテンツ
・ファミリー コンテンツに含まれる成人向けのテーマ
出所:YouTube ヘルプ「広告掲載に適したコンテンツのガイドライン」
収益を得られないどころか、チャンネルやアカウント自体が停止になることもありますので、ご注意ください。
決めたジャンルで伸びなときの対処法
最初からYouTubeが伸びないのは当たり前のことです。下記を読んで、あなたのYouTubeチャンネルの飛躍に役立てていただきたいです。
動画の本数は足りているか?
正直、10本とか20本ではまったく足りないです。50本目ぐらいからなんとなく伸びはじめ、100本を超えてくると軌道に乗りはじめます。
ぼくもちょうど100本ぐらい投稿したら伸びはじめた記憶です。登録者数が1,000人を超えたときは、200本ぐらい投稿していました。
ちなみに、ぼくの場合は、登録者数が1,000人いくのに「1年8ヶ月」ぐらいかかりましたね。
まだまだ動画の本数が少ない人は、投稿し続けましょう。投稿していけば、なんとなくどんな動画が伸びるのかわかってきますよ。
決めたジャンルを絞っているか?
本記事の「STEP④」では、ニーズがあるとことの重要性を書きました。
「料理」を例にします。ただ単に「料理」の動画を投稿しても伸びない場合は、下記のようにジャンルを深く絞ります。
「料理」のジャンルを絞る例
- 韓国料理に絞る
- ヘルシー料理に絞る
- かんたん料理に絞る
- 節約料理に絞る
ジャンルを絞ると競合が減り、再生が増えますが、今度は「ネタ切れ」しやすくなります。そのときは下記の対処法がおすすめです。
マーケティングはできているか?
端的にいうと、「データをみて日々改善できているか?」ということです。
このYouTube Studioで「数字をみて、改善して、試すこと」が重要ですね。具体的には、下記の方法で伸ばしていきます。
再生回数を伸ばす方法
- 投稿をやめないこと
- 投稿頻度を一定に保つ
- 検索からの流入を狙う
- 目を引くサムネイルにする
- 動画の質・内容をあげる
- ほかのSNSを活用する
これらの要素が合わさって結果が出ます。では、「具体的にどうすればいいのか?」については、こちらで解説しています。
-
YouTube初心者の平均再生回数と伸ばす方法6つを解説
悩むひと YouTubeをはじめたけど、再生回数が増えません。初心者は何回再生ぐらいがふつうなの?伸ばす方法も教えてほしい! こんな悩みに回答していきます。 ...
ジャンルが決まったらすぐ撮影!
それでは、本記事のおさらいをしましょう。
YouTubeのジャンルを決める手順
- STEP①:YouTubeをやる目的を明確にする
- STEP②:自分に合うジャンルを洗い出す
- STEP③:継続性があるか確認する
- STEP④:ニーズがあるか調査する
- STEP⑤:YouTubeをやる目的を再確認する
自分に合うジャンルはみつかりましたか?ぼくも自分に合うジャンルをみつけて継続したら、少しずつ結果がでるようになりました。
ジャンルがみつかったら、熱が冷めないうちに動画を撮影してみましょう。YouTubeはiPhone1台でかんたんにできますよ。
iPhoneでYouTubeをやるメリット
- 初期投資なしでYouTubeができる
- カメラの性能がよく、高画質
- 音声も問題なく録音ができる
- 動画の撮影もかんたんにできる
- アプリ1つでそのまま編集も可能
iPhoneでYouTubeをやる方法は、こちらの記事を参考にしてください。
-
【初心者必見】YouTubeをiPhoneでやる方法!必要な機材もご紹介
悩むひと iPhoneだけでYouTubeはできますか?動画の設定・撮影方法や、無料で使えるおすすめのアプリも教えてほしいです! こんな悩みに回答していきます ...