YouTubeの収益化が難しすぎる…。どうしたら収益化できるの?
こんな悩みに回答します。
本記事で解決する悩み
・収益化にはどれぐらい時間がかかる?
・実際、収益はどれぐらいなの?
・どうしたら収益化を達成できる?
本記事を書いたひと
・28歳、メーカー勤務
・YouTube2020年2月開始
・チャンネル登録2,200人
・TikTokフォロワー2.1万人
(2022年2月現在)
YouTubeの収益化の基準
YouTube収益化の基準
- チャンネル登録者数が1,000人以上
- 直近12ヶ月間の総再生時間が4,000時間以上
- 18歳以上であること
- YouTubeの規約を守っていること
この基準をクリアして、Googleに申請すれば収入が入ります。ただ、初心者にはけっこうこの基準が難しく、苦労する人が多いでしょう。
実際にぼくも苦労しました…
YouTubeの収益化が難しい理由
収益化が難しい理由
- 継続するのが難しいから
- 最初のうちは伸びないから
- ライバルが強すぎるから
- ニーズに応えていないから
- ネタ切れするから
1つずつ解説していきます。もし伸び悩んでいる場合は「なにが原因なのか」を一度考えてみましょう。
理由①:継続するのが難しいから
「継続すること」がいちばん難しいです。何事もそうですが、YouTubeも同じですね。
しかしながら、残念なことに「時間をかける=伸びる」ではありません。
いい意味で「期待」をしないようにして、いつか芽がでると信じて黙々と動画を上げ続けることが大切です。
理由②:最初のうちは伸びないから
YouTubeは、とくに「最初、はじめたて」が全然伸びません。
逆にいえば、「100人」を超えると少しずつ伸びやすくなってきます。
おそらくYouTube側にも認知され、自分自身も「経験」を生かしはじめられるからでしょう。
理由③:ライバルが強すぎるから
YouTubeは、ライバル・競合が強すぎます。トップYouTuber、有名人、その道のプロなどと勝負しなければなりません。
「あまり競合が強くない隙間」を狙って動画をつくりましょう。
「隙間」や「ニッチ」を狙っていけば、「無名」であっても視聴者は増えていきますよ。
理由④:ニーズに応えていないから
自分のやりたいことだけやっていても、チャンネルは伸びていきません。「ニーズ」のあることをやる必要があるでしょう。
例)「写真が好きな人」の場合
- 悪い例:自分が撮影した写真を、ただそのまままとめた動画を投稿
- いい例:カメラの性能を紹介し、「画質はこんな感じ」と写真を公開
「いい例」のほうは「自分の趣味」と「視聴者の知りたい情報」を同時に満たせています。このような「視聴者のニーズ」を満たせる動画をつくるべきでしょう。
理由⑤:ネタ切れするから
なかなか再生数が伸びないなかで、「ネタ切れ」が発生したら続ける気力がなくなってしまいます。
「ネタ切れ」を防ぐには、「必然的にネタ切れしない企画」をやるのも手です。
こういったものは同じ企画を水平展開できるのでおすすめです。
注意点として、「家電」とか「車」とかお金がかかるものは、継続できないのでおすすめしません。お金持ちだったら別ですが。
YouTubeの収益化を達成する方法6つ
収益化を達成する方法
- 動画を投稿し続けること
- 期待しないこと
- ニーズを意識すること
- 隙間を狙うこと
- 目的を意識すること
- ほかのSNSを活用すること
下記のことをひたむきにやれば、基本的には収益化は達成できるはずです。もちろん、かかる時間に個人差はあると思います。
①:動画を投稿し続けること
動画の投稿をやめてしまったら、当然ながら登録者数も再生時間も伸びません。
ここに「感情」が入りこむ余地はありません。ただ単に「作業」をするということですね。
ぼくは下記の投稿頻度がいいのではないと思っています。
おすすめの動画投稿頻度
- 暇なひと→毎日投稿
- 忙しいひと→2日に1回投稿
これぐらいの頻度で投稿しないと、自分のなかでデータが蓄積しません。
また、投稿頻度を決めたら必ず守りましょう。破った瞬間に、投稿頻度はどんどん落ちていきますよ。
②:期待しないこと
動画を投稿するたびに「期待する」のはやめたほうがいいでしょう。
いい意味で「加点方式」の考え方でYouTubeに取り組むべきかな思いますね。
③:ニーズを意識すること
動画を通じて、「どんな問題を解決させるか?」ということを考えます。
視聴者のニーズを考える
- 「暇な時間を潰したい」→おもしろい動画
- 「携帯を買い替えたい」→スマホのレビュー動画
- 「英語の勉強をしたい」→英語を教える動画
- 「ダイエットをしたい」→筋トレ、ヘルシー料理の動画
- 「おしゃれに生きたい」→おしゃれアイテムの紹介動画
注意点は、一度テーマを決めたら、そのテーマに絞って投稿することです。
複数のジャンルに詳しいひとであれば、全部やってみて、視聴者の反応がいちばんいいジャンルに絞るのがいいと思いますよ。
④:隙間を狙うこと
「ニーズ」を意識できたら、次は「隙間」を狙いましょう。
具体的には、「言語を教える」という1つのテーマでも、「言語の種類」によって下記の違いがあります。
例)言語の種類による競合の違い
- 「英語を教える」→競合が多い
- 「中国語を教える」→競合が少し多い
- 「スペイン語を教える」→競合が少ない
「いまからスペイン語を勉強しろ!」ということではなく、隙間を狙うべきという「考え方」の話です。
注意点は、例えば「エスペラント語」のように「ほぼ検索されないテーマ」はやめましょう。
「競合が少ないほどいい」ということではありません。視聴されないと意味がないですからね。
⑤:目的を意識すること
もう一度、収益化の基準を見直してみましょう。
YouTube収益化の基準
- チャンネル登録者数が1,000人以上
- 直近12ヶ月間の総再生時間が4,000時間以上
- 18歳以上であること
- YouTubeの規約を守っていること
「登録者数1,000人」と「総再生4,000時間」をクリアする必要があり、「どちらが足りないか」によって、投稿するべき動画はかわります。
目的により動画の種類をかえる
- 「登録者数」が足りない場合→「YouTubeショート」を投稿するべき
- 「再生時間」が足りない場合→「長めの動画」を投稿するべき
なぜかえるのか、理由は下記です。
「長めの動画」:少ない再生数であっても、再生時間は伸びやすい
このように「目的」によって、投稿する動画をかえたほうがいいでしょう。
⑥:ほかのSNSを活用すること
ほかのSNSを活用することで、「爆伸び」することがあります。
活用すべきSNS
- TikTok
- Instagram(リール)
ぼくの場合は、「TikTok」をはじめてからYouTubeの登録者数が「4倍」のペースで伸びています。
TikTokを活用する例
- ①YouTubeショートの動画を、そのままTikTokにも投稿する
- ②TikTokに投稿するときに「YouTubeもやってます」を一言添える
- ③TikTokのプロフィールに「YouTubeチャンネルのURL」を載せる
ジャンルとかによって違うかもしれないので、InstagramやTwitterも活用するといいでしょう。
YouTube収益化までの経験談
実際に収益化を達成したぼくの「収益化するまで経験談」を書いていきます。
どれぐらいの時間がかかったか?
前提としてぼくのチャンネルの概要は下記です。
ぼくのYouTubeチャンネル
- 音楽系
- 動画投稿は2日に1回
- 2分〜4分ぐらいの動画が多い
YouTubeをはじめたのが2020年2月からで、収益化を達成したのが2021年9月です。
ぼくの場合は、収益化に「1年8ヶ月」を費やしました。けっこう時間がかかりましたね。
なお、下記で「ぼくのチャンネルの再生回数の推移」を公開しています。
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いちばん大変だったことは?
先ほども書きましたが、「登録者が100人いくまで」がいちばん大変でした。半年ぐらい時間がかかりましたね。
登録者が1人も増えない日が当たり前で、「増えた!」と思ったらすぐにまた減ったりして萎えていましたね。
こんなぼくでも収益化を達成できたので、みなさんも達成できると思いますよ。
月の収益はどれぐらいか?
下記がぼくのYouTubeチャンネルのざっくりの収益です。
収益化した当初
- チャンネル登録者数:1,000人
- 月の再生数:2万回
- 月の収益:2,500〜3,000円ほど
- 広告単価:0.12〜0.15円ほど
収益化した当初は2〜4分の動画を投稿しており、現在より広告単価が高いです。
現在の収益
- チャンネル登録者数:2,200人
- 月の再生数:4.5万回
- 月の収益:2,500〜3,000円ほど
- 広告単価:0.05〜0.07円ほど
いまは、登録者数の増加を目的に「YouTubeショート」に注力しており、広告単価はガクンと下がっています。
「YouTubeショート」は、登録者は増えやすいですが、広告単価は低いという特性がありますよ。
収益化できるのは上位1%です!
「YouTubeで収益化できるチャンネルは上位1%だけ」ということをよく耳にします。事実かどうかは不明ですが、それだけ難しいということは事実でしょう。
世の中をみれば、登録者数が「何十万人」「何百万人」といったチャンネルがたくさんあります。ただそれは「トップ中のトップ」ですよね。
「トップ中にトップ」のことは置いといて、YouTubeに挑戦したひとの全体からみれば、収益化できるだけでも「スゴイこと」だと思います。
ぼくのチャンネルもまだまだですが、決してあきらめず、ぜひ「上位1%」に入れるようにがんばりましょう。
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