仕事は盗んで覚えたほうがいいんですか?具体的に、どうやって盗めばいいですか?
こんな悩みに回答します。
本記事で解決する悩み
・どうやって盗めばいい?
・盗むときの注意点はある?
本記事を書いたひと
・28歳、大企業会社員
・投資で400万円ほど運用
・YouTube登録者4,000人
・TikTokフォロワー3.4万人
(2022年7月現在)
「仕事は盗んで覚えろ!」と言われたことがある人も多いでしょう。
でも、「なんで盗んだほうがいいの?」とか「実際、どうやって盗むの?」とか疑問に思うことがあると思います。
大企業のサラリーマンを6年以上やっている僕が、経験したことを踏まえて、その疑問について書きました。
これから社会人として活躍したい人や、レベルアップしたい人は、ぜひ読んでみてください。
仕事は盗んで覚えるべき?
結論、仕事は盗んで覚えたほうがいいです。
とくに、新入社員や部署異動をしたばっかりのときは、積極的に盗んだほうがいいでしょう。理由は、次に説明していきます。
仕事を盗んで覚えるメリット
仕事を盗んで覚えるメリットを書いていきます。
効率的に仕事を覚えられる
まずは、「効率的に仕事を覚えられる」というメリットがあります。
理由は、先輩たちが試行錯誤して、今の仕事のやり方をしているからです。
自分もまずはそのやり方でやってみるというのが、適当な判断でしょう。
仕事のスピードが上がる
仕事のスピードが上がるメリットもあります。
仕事は「つまずく→できるようになる→つまずく→できるようになる」の繰り返しです。
もちろん、考える時間も大事ですが、悩んでばかりでは進まないのが仕事です。
仕事のスピードを上げていきましょう。
仕事の質が上がる
スピードだけでなく、仕事の質も上げることができると思います。
質が上がれば、スピードもさらに上がるので、好循環になっていくでしょう。
視野・幅が広がる
仕事を盗むことで、仕事における視野・幅も広がっていきます。
- 自分では思いつかない発想
- トラブル時の上手い対応方法
- パソコンやExcelの使い方
たとえばこんな感じで、自分では考えつかないことを学べたりします。
視野をどんどん広げていきましょう。
ダメなやり方も学べる
先輩たちの仕事を見ることで、ダメなやり方を知ることもできます。
なぜなら、「こうやると非効率になるんだ」とか「このやり方だとミスるんだな」と反面教師にできるからです。
ダメなやり方も同時に学んだほうがいいんですね!
仕事を盗んで覚える方法5つ
ここでは、「仕事を盗んで覚える方法5つ」を紹介します。
仕事を盗んで覚える方法
- 見る
- 読む
- 聞く
- 調べる
- 実践する
次に、個別に説明していきますね。なお、盗んだことを全部やるのは難しいので、取捨選択してOKです。
方法①:見る
見て盗む例は、下記のとおりです。
見て盗む例
- 人をどうやって説得しているか
- どのような順序で話をしているか
- 資料はどうやってつくっているか
- 仕事道具はなにを使っているか
- 仕事をどうはやく処理しているか
何事もそうですが、見て学ぶことは多いですよね。
その人の見た目やキャラに由来する部分もありますが、自分に生かせることも多くあるはずですよ。
方法②:読む
読んで盗む例は、下記のとおりです。
読んで盗む例
- 提案書にどんなことを書いているか
- 流れや構成はどうなっているか
- メール文をどう書いているか
人にはよりますが、仕事で「書く」ことが多い人はけっこういるでしょう。提案書や会議資料、またメールも「書く」という行為になりますよね。
それを「どういう流れで書いているのか」「どうやって読んだ人がわかりやすいように書いているか」ということを学ぶチャンスです。
上手く書ければ、上手く話すこともできるようになるでしょう。
そのためには、仕事ができる人の文章を読むことが大切です。
方法③:聞く
聞いて盗む例は、下記のとおりです。
聞いて盗む例
- 新規顧客にはどんな話し方をするか
- 既存顧客にはどんな話し方をするか
- 社内にはどんな話し方をしているか
- 電話対応ではどう話をしているか
- わからないことは質問して聞く
仕事ができる人の話し方や、話す内容を聞いてみましょう。
お客さん、取引先、上司、後輩なのかで話し方が変わるはずです。また、電話対応を1つとってみても、人によってちがったりします。
お客さんへの商品の売り方を知りたいなら、「これをどうやって売ったんですか?」とか、シンプルに質問してみましょう。
方法④:調べる
次は、盗んだことへの理解を深めましょう。
盗んだことを調べる
- 盗んでもわからないことは調べる
- 本を読んで理解を深める
わからないことはすぐに調べましょう。まずはネット検索でOKです。「わかりやすい資料のつくり方」とか、「Excelの便利な使い方」などなど。
そこでもっと理解を深めたいことがあれば、本を読むのがいいでしょう。
心理学の本とか読むと、けっこうおもしろいですよ。
方法⑤:実践する
最後は、実践することがなにより大切です。
盗んだことを実践する
- 学んだことを実践しよう
- なにか1つでもOK
- 自分に合う形にしていこう
もっとも重要なのが、「実践する」ということです。
そして、実践する中で「これはやらなくていいな」とか「ここに一言つけ足そう」とか、自分のやり方に変えていくのがいいと思います。
まずは、実践してみましょう。
仕事を盗むときの注意点
仕事はいろんな人から盗めばいい、というものでもありません。ここでは、仕事を盗むときの注意点を書いていきますね。
不要なことは盗まない
「これはちがうな」ということは盗まなくてOKです。
あくまでも、自分がビジネスマンとして成長するために使えることを盗みましょう。ダメなことは、反面教師にしてもいいと思います。
自分の軸をもつ
自分の軸をもちましょう。
あくまでも、判断基準は自分の中にもっていなければなりません。結局、他人は他人であって、「仕事のやり方」を盗むのが重要ですね。
自分の軸は大切にしたほうがいいですね!
自分に合わないこともある
自分に合わないことがあることを理解しましょう。
自分の立場や性格を理解した上で実践しなければ、イタい目に遭う可能性があるので注意しましょう。
全部が全部、自分に合うわけではありません。
人によってやり方は異なる
十人十色、人によってやり方が異なります。
具体的には、下記のような感じです。
- Aさん:商談では間をあけずにずっと話をする
- Bさん:商談では間をつくり、相手に話させる
上手くいっていればどちらも正解です。ただ、両方のマネをすることはできません。自分に合うやり方を選べばOKです。
人によっては真逆のやり方をしていることがあるので、そのことを理解するといいと思います。
もっといい方法を探求する
「もっといい方法はないか?」を自分で探求し続けましょう。
自分の年齢・経験や時代の変化など、時間がたてばいろんなことが変化します。今日までのやり方が、明日からも通用するわけではありません。
仕事のやり方も、探求して変化し続ける必要があるでしょう。
まとめ
本記事のまとめ
- 仕事を盗むと、仕事のスピードや質が上がり、効率が上がる
- 仕事を盗む方法は、「見る・読む・聞く・調べる・実践する」
- 注意点は、自分の軸をもつこと、自分に合わないことは盗まない
人のやり方を盗むのがダサとか、抵抗がある人もあるかもしれません。でも、プライドに価値はなく、価値があるのはあなたが生産したものです。
仕事の効率・質・スピードが上がるなら、どんどん仕事は盗んだほうがいいです。
仕事ができる人から吸収すれば、あなたも仕事ができるようになるはずです。
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